はじめに
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目がジワジワかゆい時って、無意識にしろ意識的にしろ擦ってしまうことってありますよね。目だけでなくて、目の周囲までもがかゆくなってしまうこともあります。
コンタクトレンズを使用している人は、花粉がレンズに吸着してしまって目の中に留まる時間が長くかゆくてたまらずに、指で目の周囲を触ってしまったりして、目が真っ赤に腫れ上がってしまうことも。
目を取り出してジャブジャブ洗うことができたら、どれほど気持ち良いか!と思ったことはありませんか?今回は目がかゆいだけでなく、痛みや目やにが出る場合についてもご紹介します。
目だけに花粉症の症状がでる
鼻水などの特に目立つ症状はないけれど、目にだけ花粉症の症状が出る人もいますよね。ダラダラ鼻水を垂らしながら人前で鼻をかむわけでもないので見苦しさとか汚らしさはないのですが、目は顔の中でもどうしても人目を引くパーツなだけに悲壮感が溢れてしまいます。
パッと見ただけでも、目が真っ赤に充血しているのがわかってしまい痛そう&かゆそうなんて思われていることもあります。でも、目だけと言えども症状は色々です。頻繁に涙が出たり、ゴロゴロしたり充血や腫れ、痛みと痒みに加えて光がまぶしく感じてしまって仕方がないなど様々です。
目のまぶたの裏側が腫れる人と、まぶたが全体的にボテッと腫れる人がいます。こうなるとコンタクトレンズも入らなくなってしまうので花粉症の時期だけでもメガネに替えましょう。花粉が入るのも軽減できます。
あまりにも目が痛い時には、眼球が傷付いている可能性があるので面倒臭がらずに眼科を受診しましょう。目そのものではなく目の周囲がかゆい時には、思いっきり冷たく冷やしたタオルを使うか、氷をハンカチなどでくるんで目にあてるとかゆみが軽減されますよ。
花粉症の目やにの特徴は?
花粉症の目の症状は、季節性アレルギー性結膜炎です。通常の結膜炎と見分けるためには、花粉症の場合には毎年発症する時期が多少の前後はあっても同じころに発症します。
目やにには色とか形状で、花粉症なのか細菌性の岩塩が引き起こしているのかを知ることができます。花粉症の場合には涙と同じ様な感じでサラサラした目やにが出るのが特徴です。
細菌感染による目やには、黄緑色でベタベタしていて、朝起きた時に目が開かなかったりなんてこともあります。ウイルス感染した場合には目やにの色は白くて粘った感じのものになります。
目やにを取る時には、お湯や水で濡らした清潔なガーゼやティッシュを使って取るようにしましょう。1度使ったら同じ場所で目に触れることは絶対に避けてください。目やにが固まって取れない場合は蒸しタオルをしばらく当ててから、柔らかくして取りましょう。
花粉症で目が痛い時はどうすればいいの?
花粉症で、目に花粉が入って痛い!というよりは、目がかゆくて擦り過ぎてしまって痛くなっちゃった!という方が正しいです。目のかゆみって本当に我慢できないぐらいのレベルで襲って来ますもんね。
目が痛くて充血して腫れてしまうと、あとはかゆみよりも痛みの方を強く感じるようになります。擦り過ぎて眼球にキズが付いちゃっている場合なんて特に激しい痛みを感じます。目が痛いと思ったら、迷うことなく花粉症を防御するためのメガネやゴーグルを使いましょう。
花粉症の時期には目を酷使することも控えなくてはなりません。花粉による負担が大きいので、目を休めてあげる必要があるからです。室内の花粉は空気清浄機を使って負担を減らすようにしましょう。
花粉症での目の痛みは、痛いと感じた時に目を洗ったり目薬を差すことによって多少の軽減はするものの解決するものではありません。あまりにも傷みが激しい時には目に濡れタオルを置いて冷やしてあげましょう。
花粉症で目が重たい時の対処法
様々な花粉症状が合わさって、眠たくてたまらない時のように目が重く感じる時ってありますよね。花粉ってウイルスと違って粘膜にちょっと付いただけでも反応が出ちゃうので大変です。
花粉症で目が重いというのは、腫れぼったくてスッキリしない時のことを言います。まぶたが腫れて目を開けるのが面倒に感じるというのが症状です。
特にコンタクトレンズを使用していると花粉がレンズに吸着するので眼精疲労によって目が重く感じてしまいます。
目がドーンと重たいと、肩凝りや頭痛とも繋がってしまうことがあるので要注意です。温めても冷やしても良いので自分の好きなように目を少しでもスッキリさせて気分もスッキリさせましょう。
花粉症に効く目薬を処方してもらおう!
医者の薬の方が安心で信用できるという人は悩むよりも先に眼科へ行きましょう。
目薬の処方薬は、市販薬と違って非常に効き目が強く、花粉症状を改善するのに非常に役立ちます。
市販の目薬には防腐剤が入っているので保存状態によっては長期間使うことができますが、病院で処方してもらった目薬には、防腐剤は入っていないので冷蔵庫で保管し使用期限内だけに使うようにしなくてはいけません。
しかも、市販の目薬には誰でもマイルドに効く感じですが、処方薬には処方された本人以外には効果がありません。症状に効く有効成分は1つのみですが、効き目は抜群で副作用があることもあります。
処方薬の副作用のリスクが気になる人は、安全性の高い市販薬の方が良いでしょう。但し処方薬の効き目の早さにはかなうものはありません。
すぐに目のかゆみを抑えたい場合は?
即効で目の症状を何とかしたい場合には、抗ヒスタミン作用のある抗アレルギー目薬でないと効き目を実感することができません。すぐに何とかしたい場合は抗アレルギー目薬を差すタイミングは毎日、朝昼晩に加えて寝る前に1回1~2滴です。
目薬は多く差せば効き目が強いというものではありません。1適でも2滴でも差す量で効果に変化はありませんので、覚えておきましょう。差す時には、目の上から落とすようにして差すと、目薬の差し口にばい菌が付くことがないのでおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
花粉症で目の症状を少なく済ませるためには、とにかく目の中に花粉が入らないようにするしかありません。コンタクトを使用している人は、この時期だけでも絶対的にメガネの方がおすすめです。
レンズが大きい方がおしゃれ度は下がりますが、花粉から守る効果は高くなります。外出から帰ったら、頭から全身を洗ってしまうか洗顔して花粉を落としましょう。