花粉症対策のマスクはどれを選べばいい?
花粉症対策としてマスクを選ぶときには、次のポイントを押さえておきましょう。
・花粉症対策用のマスクを選ぶ
・隙間なく顔にフィットするかチェックする
・コストパフォーマンスの良いものを選ぶ
マスクには非常に多くの種類があります。必ず花粉症対策用と書かれているものを選びましょう。花粉症対策用であれば、フィルターの効果は、ほぼ同じです。
次に、ご自分の顔にフィットする大きさ・構造のマスクを選びましょう。大きすぎて隙間があいてしまったり、小さすぎてカバーしきれなかったりしないように、良くチェックすることが大切です。
コストパフォーマンスの良いものを選ぶ理由は、マスクはできれば毎日使い捨てた方がよいからです。1日つけたマスクには、花粉が付着していますので、そのまま次の日もつけようとすると、花粉を吸いこんでしまうことがあります。
花粉症用マスクを効果的に使うには?
せっかく花粉除去率99%などと書かれているマスクを購入しても、正しく着けてないと、その効果を発揮することができなくなります。ここでは、正しいマスクの着け方について説明します。
顔にフィットさせる
マスクをすることによって花粉除去の効果を高めるためには、まず、顔にピッタリフィットさせることが重要です。そのためには、ワイヤー付きのマスクを選び、マスクを二つ折りにしてから、鼻の形に沿って折り曲げてフィットさせます。
プリーツ式のマスクの場合は、顎の下まで隙間なく顔を覆います。
フィットチェックする
マスクがフィットしているか、以下の手順でチェックします。
両手でマスクを完全に覆い、息を吐きます。鼻の周りから息が漏れているようであれば、鼻ワイヤーの部分など、マスクの上部をしっかり抑えて漏れないように調整します。
マスクの周りから息が漏れている場合は、ゴム紐を調整します。調整した後、再度息の漏れがないか確認しましょう。
不織布タイプのマスクを選ぶ
マスクの素材には、ガーゼと不織布があります。不織布は繊維が複雑に入り組んだ構造ですので、ガーゼに比べて花粉に付着しやすくなっています。また、単価が安いので、使い捨てにすることを考えると、不織布タイプの方がおすすめです。
ただし、ガーゼタイプにも多層構造やフィルター付きのものがあり、不織布よりも肌触りがよいと言われています。
ピッタリ合うマスクが見つからない場合
さまざまな大きさのマスクを試してみても、ピッタリ合うマスクが見つからず、隙間が生じてしまう場合は、その隙間を埋める方法として、マスクの中にガーゼを当てるという方法があります。
この方法で、さらにマスクの効果をアップされることができます。市販のマスク用のあてガーゼという商品も販売されていうようですので、活用するといいですね!
花粉症対策用のマスクはいつから着ければいい?
花粉の飛散量は、スギの場合、2月ごろから多くなってきます。そうなってからマスクをつけ始める人がほとんどですが、毎年不快な思いをしている方は、実はもっと早めにマスクをした方がよいことをご存知でしょうか?
1月ごろからマスクをした方がよいと言われています。その理由は、マスクをすることによって、鼻の粘膜の保湿が行われるからです。
鼻の粘膜は普段は湿っている部分ですが、乾燥する季節ですので、乾いた状態になっていきます。乾燥してしまうと、湿っていたときには洗い流せた花粉がそのまま粘膜にくっついてしまうのです。
これは、花粉だけでなく、風邪やインフルエンザ対策にもなりますが、冬や春先の乾燥した季節には、マスクをして鼻の粘膜の湿度をキープすることが大切なんです!
おすすめの花粉症対策用マスクはこれ!
それでは、花粉症対策用のマスクとして、評判の良いマスクをご紹介します。
三次元高密着マスク
顔に密着しやすい三次元加工のマスクです。サイズ展開も豊富にあるのが特徴的で、男性用女性用の他に、少し大きめなど、細かく展開しているのが特徴的です。
よく、マスクを着けるとメガネが曇る場合が多いと言われていますが、このマスクはメガネが曇りにくいということでも有名です。
また、マスク自体の機能については、花粉症対策としても十分、着け心地もソフトで長く着けることにも適しています。
プリーツガード
コストパフォーマンスの良さもマスク選びには重要ですが、このマスクは1枚当たりの金額10円以下で買えるプリーツマスクですので、特におすすめです。
鼻部分にワイヤーが入っていますので、しっかり顔にフィットさせることができ、正しい着け方をすれば高い花粉除去率となります。
スギ花粉だけでなく、ヒノキやブタクサ、イネなどの長い期間花粉症にお悩みの方には、ピッタリです。
花粉症だけど、マスクを付けるのは苦手…
花粉症の季節に、鼻水やくしゃみに悩まされると、とにかくマスクをしなければと思ってしまいますよね。ですがマスクどうも苦手で、できたら他のもので抑えることはできないかと考えている方も多いようです。
その場合は、鼻マスク(ノーズマスク)や、鼻に塗るタイプ、顔にかけるスプレータイプなどがあります。以下、各タイプをご紹介します。
ノーズマスク
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鼻に差し込むタイプで、花粉や黄砂対策ができます。マスクが苦手な方も気にせず使用できます。花粉通過率0%の高品質フィルターを使用し、呼吸も楽に行えます。
鼻に塗る花粉ブロック
クリームを鼻の穴(鼻腔)に塗るだけで保護皮膜を作り、花粉だけでなく、ダニのフン、ペットのフケ、ハウスダストなどをキャッチします。1回の使用で4時間の持続効果があり、1日3~5回まで使用できます。
イオンでブロックするスプレータイプ
外出前にシューットひと吹きするだけで花粉・PM2.5をブロックします。肌と髪に花粉などを寄せ付けないスプレーです。メイクの上からでも使用することができますので、マスクにファンデーションがついたり、マスクのあとが顔につくなどの悩みもありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
花粉症の季節、マスクをつける頻度はぐんと増すと思います。季節が始まる前から鼻の粘膜の湿度をキープするために、マスクを早めに着けることがおすすめだとわかりました。
また、マスクの効果をアップさせるための正しいマスクの着け方、最強のマスクもご紹介いたしました。さらに、マスクが苦手でできたら他の方法で花粉をシャットアウトしたい場合の各種の方法についても説明しています。
あなたの花粉症の症状が、いくらかでも緩和できますように、正しくマスクを選びましょう。