はじめに
制汗剤のなかでも一番気軽に使えて、ちょっと汗ばんだときに一吹きシュー!とすると、ヒンヤリ感が気持ち良いいですね。制汗スプレーは夏の到来を連想させて爽やかなイメージもあります。
スプレー出来るので、衛生的な感じもするし、手が汚れていても便利。
ただ、残念ながら、汗をかいた後では、一度しっかり綺麗にしてからでないと殆ど効果も期待できませんし、様々なタイプの制汗剤の中で最も効果の持続が短いものでもあります。
正しい使い方を把握した上で、一体どれが自分の求める制汗スプレーなのか、じっくり選んでみて!
女性用制汗スプレーランキングTOP6!
一言で「制汗スプレー」と言っても、それぞれの製品で得意分野が違います。
機能別で考えれば、「消臭力」が秀でたもの、「制汗力」が素晴らしいもの、トータルでバランスが良いことが魅力のもの…などです。
その他にも「容器のデザイン的にコレが一番好き」とか、「香りの面で、他のを買う気がおきない」、「とにかくコスパ」などなど。
ところで、やはり一位は消臭効果の評価が高いアレですか…。
1位 AG+ パウダースプレーe (無香料)
消臭効果に定評のあるAG+。殺菌力が強いということで、比較的臭いの気になる人でも、就寝前、朝、昼、夜と1日に4回使用することで、かなり快適に過ごせるようです。
制汗力自体は他の物と大差ないですが、汗の臭いに対する消臭効果が高いというのが人気のポイントです。
しかも無香料なので、香水などにこだわりのある人にも嬉しいですね。
ただし、大抵のスプレーに付き物の「無臭の臭い」は若干気にする方もおいでのようです。
AG+の無臭の場合は、銀イオン特有の金属臭が気になるという意見もありました。
2位 8×4 パウダースプレー(フレッシュフローラル)
こちらは華やかな香りとパッケージのカラーが人気です。
エイトフォーはスプレーの粒子が広がりがちなのも特徴の一つですが、気に入った香りを楽しみたい人にはうってつけ。
ただし、ご自分の臭いの対策を最優先させたい人には、あまり向きません。
エイトフォー全体の特徴ですが、強い効果を望んでいる人には向かない傾向があり、軽い気分転換や、それほど深刻でないときにおススメです。
一番気を付けていただきたいのは、香りが気に入ったからといって、汗がだらだら流れている上にこのタイプの制汗剤を重ね付けしないこと。
汗の臭いと制汗剤の香りが混ざると、本人以外はかなり不快な思いをするケースもあります。
自分は「汗臭さには一応対処している」という感覚で、なんとなく納得していても、近くにいる人からすると「制汗剤の香料で、汗くささをなんとか誤魔化しているだけ」の状況になっていることも…。
3位 AG+ パウダースプレーe (せっけん)
一位の無香料に続き、お風呂上がりみたいな石鹸の香りで三位に入ってます。
清潔感を出して、無香料ではない何かを楽しみたいときにいいですね。
4位 レセナ ドライシールドパウダースプレー (ベビーパウダー)
「朝に一回のシュー!」でサラサラ感が持つというポイントが人気です。
要は制汗力が強いということ。
実際、レセナは汗をかく前のプレケア発想の商品です。消臭力より汗を抑えることに重点が置かれています。ということは、汗ジミを抑えたいシーンにピッタリ。
「臭いよりも汗の量をコントロールしたい」というときにおススメです。
ただし、レセナも「無香性」のものでも独特の「無香性」のニオイはあり、若干の石鹸系を感じさせるということで、「無香料の香り」が苦手な方や、香料の香りが苦手な方は向かないこともありますが、石鹸系であればOKという場合は問題ないかもしれません。
5位 Ban パウダースプレー(無香性)
ナノイオン微粒子(酸化亜鉛)を含んだパウダーが、汗に反応して肌に広がり、発生してしまったニオイ分子を吸着&消臭するというところがウリです。
Banのシリーズであれば、どれでも消臭力は良いようです。制汗力より消臭力な人向けです。AG+がイマイチな方に人気がある傾向です。こちらも無香料です。
他の無香料製品では、独特な「無香料臭」がありますが、Banの無香料は微妙に爽やかな石鹸の香りが残るかんじですので、「無香料臭」が苦手でわずかな石鹸の香りならOKという人には向いています。
パッケージもちょっと男前なイメージ。他の製品と比較して、煙がスゴイという意見もありますが、エイトフォーが広がるのに対して、Banは局所集中だから問題ないとい意見もあります。
6位 Ag+ パウダースプレー e(スウィートフローラル)
無香料、石鹸の香りにつづき、消臭効果に定評があります。容器のカラーと、香水を思わす香りがほんのり続き、人気です。
番外編
上記の製品などを一通り試してしまったけど、どれも効果がイマイチだったという場合に備えて、手作りでオリジナルスプレーにトライするのもアリです。
ドラッグストアやスーパーの食品コーナーでも安価で入手でき、漬物用の顆粒状のものが使いやすいです。簡単に作れます。ポイントは水道水をつかうこと。腐りにくくなります。
ミョウバン15gに対して、水道水500mlを加え良く混ぜて溶かす。冷暗所で1~3日間置いて、ミョウバン水が透明になれば出来上がり。
これをスプレー容器に入れれば、制汗スプレー完成!使用期限は一か月間くらいと考え、毎月新しくしましょう。
もし、使い切れていなかった場合は、お風呂場の床や壁にかけておくとカビ予防にもなります。
注意点は、一月毎に作り変えることと、必ず毎日一度は完全に洗って肌をリフレッシュすること。
それから、他の制汗剤にも言えますが、制汗力が強ければそれだけ、塗りっぱなしにすると毛穴が塞がれたままになり、体温調整が出来なくなる可能性もあります。
まとめ
売れている制汗スプレーをランキングで見てきましたが、やはり暑い季節がメインのものであるだけのことはあり、総じて「消臭力」の評価が高いもの程人気というのが今の流れのようです。
汗むらを抑える目的のものと、とにかくニオイ環境死守のコンセプトのもの、それから控えめなエチケットの表現ともとれるものまで様々です。TPOに応じて上手に使い分けたいものですね。