五月病になった時、どうしてますか?
連休明けにとてもやっかいな問題。それは「五月病」。
新しい環境というのは非常に不安やストレスが多いものです。
やっと馴染んで来たかな?という時の連休は、ほっと一息つける時間。
しかし、緊張の糸がぷつっと切れる事から「仕事に行きたくない…」「学校に行きたくない…」という気持ちになってしまうのが五月病。
なんだか気持ちが沈んでしまう、憂鬱であまり人と関わりたくない…そういった症状も一過性のものだとわかってはいても乗り切るのは大変です。
そして五月病の大変な所は、しっかり乗り切らないとうつ病になってしまう可能性がある事。ですが、自分で五月病とわかっているなら何も問題はありません!
実は克服したり解決するのはとっても簡単です。
今回は、五月病を乗り切る為の対策・克服方法をまとめてご紹介していきます!
今日からできる!五月病の対策・克服方法
自分が五月病だとしっかりわかっていれば、何も怖い事はありません。
どうして気持ちが落ち込んでいるのかわからない状態というのは、更に自分に対しての不安を煽ってしまう事になります。
それがないのですから、あとは自分にできそうな対策方法を試して克服するだけです!
そして五月病は病気ではなく、あくまで一過性のものなので対策するのも克服するのも決して難しい事はありません。
それでは、五月病の対策・克服方法をご紹介していきます!
アロマテラピーでリラックス!
五月病というのは、心が落ち込んでしまっていたり不安や緊張を感じている状態。
そういった状態の時は、心をリラックスさせる事が重要です。
人がリラックスできる方法は音楽や食事、入浴など様々ですが、最もリラックス効果が高いのは「香り」だと言われています。
実際にうつ病などの治療法にも組み込まれている事があり、香りというのは効率的に人の心を落ち着かせてくれる存在なんです!
アロマ専用ディフューザーなどを購入しても良いですし、また最近ではアロマ対応の加湿器も安価で販売しているので、高いお金をかけなくてもアロマを楽しむ事ができます。
自分好みの精油を見つけるのも、気分が良くなるのでオススメですよ!
ゆっくりお風呂に浸かる・温泉に行く
入浴というのも非常にリラックス効果の高い入浴は五月病にぴったりの対策方法です。
じっくりと時間をかけて自宅のお風呂に浸かっても良いですし、気分が落ち込んでいる時は近くの温泉に足を運んでみるのもオススメです。
入浴や温泉って、とてもリラックスできますよね!
それは、入浴する事によって体温が上がり”副交感神経”が活発になる事が理由。
この”副交感神経”というのは、心や体をリラックスさせる方向に働きがあり、そういった事から五月病には入浴が推奨されているんですね。
そして五月病になった人の多くは、深い睡眠がとれなかったり眠れなかったりと睡眠障害をきたしてしまう事が多い事実があります。
そういった症状にも、入浴は効果的です。
人間は体温が下がると自然に眠気を感じ、質の良い眠りにつく事が出来ます。
お風呂に入ると血管が拡張し、全身の血行が良くなり緊張してかたくなっていた筋肉が緩みます。
入浴後にも血管が拡張された状態なので、内側の熱が外側に放たれやすくなっています。
この放熱効果によって、体温が徐々に下がり心地よい睡眠をとる事ができます。
最近眠れない…といった症状のある人には特にオススメしたい対策方法です!
泣いてすっきり!
最近いつ泣いたか、記憶にありますか?
「泣く」というのを悪いと教えられ、辛い場面や感動的な場面でも泣くことを耐えている人が現代には非常に多く存在しています。
しかし、泣く事は決して悪い事ではありません!
精神科的に見ても、泣くという事は精神状態を悪化させない為に必要な事だと言われています。
泣くのを我慢している人と我慢せずに泣く人では、泣くのを我慢している人の方が精神的に滅入ってしまう事が多いんです!
辛い時は我慢しなくていいんです。
特に一人でいる時にも我慢する必要はありません。
人間が悲しい時や感動した時に涙を流す理由は詳しくわかっていません。
しかし、泣くという現象は「ストレスを涙を流す事で発散し、心と体の状態を良い方向に維持しようとする」為ではないかと言われています。
泣いた後はスッキリしますよね。
それはストレスが発散された証拠。好きなだけ泣いてみましょう。
そして泣いた後激しい疲労感に襲われる時がありますね。
その時は気にせず眠ってしまいましょう。眠る事もまた、心と体を健康に保つために必要な事ですよ!
心許せる友人や両親と話す
新しい環境になるのと同時に、一人暮らしや故郷から離れるなど生活を新たにした人も少なくないのではないでしょうか。
今まで住んでいた場所と離れるというのは、新鮮かつ自由な時間を味わえるものではありますがやはり孤独なもの。以前より人と話す事が少なくなってはいませんか?
”話す”というのはストレス発散になりますし、心許せる存在と話す事によって沈んだ気持ちを元気にしてもらう事も可能です。
他愛もない話や、新生活での不安、今気持ちが落ち込んでいるなど何でも話してみましょう。
もしも心許せる人と話す事ができない場合はSNSなどで愚痴や悩んでいる事を綴ってみても良いでしょう。
自分の事を知らない人からの意見や励ましも、時に自分の心を癒すきっかけになるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
五月病を克服するにはやはり、自分の気持ちを落ち着かせる事とストレス発散が肝になります。
ストレスは知らず知らずのうちに溜まっているもの。
五月病になってしまったからといって落ち込む必要はありません!
あなたは五月病になってしまう位頑張って来たのですから。
1日でも早く元気になりたいと思ったら、いつも我慢している事をとことんやってしまいましょう!
上手に五月病と付き合って、元気な自分を取り戻してくださいね。