ツボを押して手軽に便秘解消!
生きていれば誰もが一度は経験する便秘。なった方は分かるかと思いますが、とてもつらいですよね…。実はそんな便秘を解消するツボがあるのをご存知ですか?
ツボは押すことによってリラックス効果が得られたり、血流が良くなったりと体に良い作用をもたらしますが、中でも便秘改善に良く効くツボというものが存在しています。
便秘解消のツボがどこにあるのかといいますと、主に足・足裏、手、頭、背中にそれぞれ便秘に効果的なツボがあります。
頭にも便秘解消のツボがあるのは驚きですね。それではさっそく詳しく見ていきましょう!
足・足裏にある便秘解消に良く効くツボ
まず初めに足と足裏のツボについて見ていきましょう。
直腸筋
足の方ですと、アキレス腱の辺りに”直腸筋”というものがあります。かかとのすぐ上の筋のような部分ですね。こちらのツボは自分の指やツボを押す道具などを使って、下から上になぞるように押してあげましょう。
こちらのツボは強めに押してもそんなに痛くないので、少し力を入れて押してみてもいいですね。
足裏
足裏は第二の心臓と呼ばれるのを一度は耳にしたことがあるかと思います。足裏にはツボがたくさんあるので、便秘解消とともに他のツボも押してリラックス効果を得れたら嬉しいですよね。それでは足裏にあるツボを見ていきましょう。
湧泉
足裏の便秘のツボは何種類かあるのですが、まずは”湧泉”についてご紹介します。湧泉の場所は、土踏まずの少し上のくぼんだ部分になります。こちらは親指の腹でツボを刺激してあげましょう。
このツボを押してあげると便秘解消以外にも生理痛の冷えや浮腫みなどにも効果があるので、女性の皆様には非常におすすめですね。
反射区
続いては”反射区”と呼ばれる部分です。こちらのツボの範囲は広く、足の親指の付け根の下辺りにぷっくりとふくらんだ部分がありますよね。そこの部分から、かかとの上あたりまでを外側から内側に向けて”コの字型”になぞった部分が反射区というツボになります。
こちらのツボは全体をゆっくりと刺激していくように押してあげましょう。
手にある便秘解消に良く効くツボ
続いて手のツボの方を見ていきましょう。手のツボの方も2つほどご紹介させていただきます。
神門
“神門”は手のつけ根にあるツボです。手のひらを上に向けたとき、小指から一直線に下にいったところにある窪んだ部分ですね。
神門は強めに刺激してあげるとより良い効果が得られます。ツボを刺激する物を持っていない場合は、何か先が固く安全なもので刺激しましょう。
合谷
“合谷”は手の甲を上に向けた状態で、親指と人差指の間の窪んだ部分になります。指がグッと入るところですね。
合谷のツボは別名”万能のツボ”と呼ばれていて、便秘も解消でき、他の体調不良にも良く効く大変嬉しいツボになります。こちらは挟むようにして優しくツボを刺激してあげましょう。
頭にある便秘解消に良く効くツボ
皆様は頭にも便秘解消のツボがあったのはご存知ですか?あまり耳にしたことがないかもしれませんが、実はあるんです!
それではさっそく頭のツボを見ていきましょう。
百会
百会は頭のツボの中でも有名なツボです。百会を刺激することで身体中の様々なバランスを改善することができるため、こちらも”万能のツボ”と呼ばれています。第七のチャクラがあるところでもありますね。
ツボの場所は頭の頂点、てっぺんにあるのでとても分かりやすいです。押し方としては両方の中指を使って、強くもなく弱くもなく、気持ちいいぐらいの強さで刺激してあげましょう。
風池
続いては”風池”というツボです。こちらは頭というよりかは、首が始まる部分になります。後頭部の生え際のところにあるへこみの部分ですね。
こちらのツボを押すと脳も活性化されるので、勉強をする時などにもおすすめです。押し方は両方の親指で押してあげるのですが、その際に他の4本の手で支えてあげると押しやすいのでおすすめです。
背中にある便秘解消に良く効くツボ
次に背中にある便秘解消のツボについてご紹介させていただきます。背中のツボって自分自身だと押しにくいですよね。腸や消化器官に近い為、便秘解消効果が高く得られるツボが多いのでぜひ、家族や友人に協力してもらいましょう。
便秘点
もう名前から便秘解消にとても効きそうですね。くびれがある場所に手を置いた状態の人差指と中指の近くにあります。
押し方は、くびれの部分に手を置いて親指でじっくりと刺激してあげましょう。こちらもそんなに痛くないので、少し強めに刺激してあげるといいですね。
妊娠中でも手軽に押せる便秘解消のツボ
現在妊娠中で便秘になってしまった方、安心してください。妊娠中でも手軽に押せる便秘解消のツボがあるので、そちらをご紹介させていただきます。
間使
まずは間使です。手のひらを上に向けたときに手首にしわがあるかと思うのですが、そこから指4本分離れたところに筋のようなものがあると思います。その筋の間が”間使”になります。
押し方は親指で、痛気持ちいぐらいの強さで押すのがちょうどいいです。こちらは場所が手首より下の部分になっていますので、簡単に押すことができ、妊娠している方でも楽ちんですね。
支溝
最後に”支溝”というツボです。場所は手の甲を上にした状態で、ちょうど間使の反対側にあたります。
間使の場所が分かっていたらその反対側、間使の場所が分からなかったら、支溝の反対側が間使と覚えておくのがいいですね。
押し方は間使と同じ押し方で大丈夫です。痛気持ちいぐらいの強さで親指で刺激してあげましょう。
まとめ
皆様いかがでしたでしょうか?今回紹介させていただいた情報が少しでも皆様の便秘解消のお役に立てたら嬉しい限りです。
私の知人が一時期便秘で悩んでいた時期があったのですが、その時にもっとツボを教えてあげれてたらな、と思いつつ書いていました。
自分自身は勿論ですが、皆様の身内や知人の方が悩んでいましたら、是非ツボを教えてあげてください。手軽に便秘解消への効果が期待できるので、ぜひお試しいただければ幸いです。
それでは、ここまでお付き合い頂きありがとうございました。