はじめに
皆さんは朝起きてから家を出るまでにどのくらい時間がかかりますか?働く若い女性が毎朝のメイクにかける平均的な時間は、15分程度だと言われています。諸々のマージンを考慮すると、たぶん30分寝坊したらほとんどの人が起きたばかりのヨレヨレの姿で出社しなくてはいけなくなるでしょう。
もし仮に寝坊したとして、一か所だけ手をかけられるとすれば皆さんは何をしますか?とりあえず肌のクオリティを上げるか、ピンポイントでアイメイクだけする人が多いと思います。
肌クオリティ重視派は、お肌のトラブル隠しを重要視しています。目の下のクマや吹き出物を隠し、顔色をよくしたいと考えています。
アイメイク重視派は、ちゃんとメイクしています感を狙っているか、アイメイクの有無で顔の印象が大きく変わるタイプです。
どちらの気持ちもわかります。肌のクオリティを上げておけば隙を見てコッソリメイクできますし、アイメイクが完成していれば「メイクしてる感」は出せます。(昭和の職業婦人ならルージュ重視でしょう)
しかし実は寝起きのヨレヨレ感が一番現れるのは、髪なんです。寝ぐせがついているなんて論外。メイクしっかりで髪が決まってないとだらしない印象になりますが、髪のツヤさえキープできていればスッピンでもキリッとした印象に早変わりするんです。
髪が見た目に与える印象は大きい
見た目で判断してはいけないとよく言いますが、実際のところ見た目の印象は非常に重要です。そして髪はパーツとしては非常に大きいので、髪の様子で印象がガラリと変わります。
メイクにおいて肌の質感や色味、デカ目やぷるぷる唇の作り方はよく語られますが、これらは髪に清潔感があることが大前提なんです。どんなにメイクがバッチリでも髪がぐしゃぐしゃなら台無しです。
髪の長さは関係ありません。多くの日本人は髪の色が濃いので、ショートでもロングでも紙の乱れは目立ちます。ウェーブヘアが根強い人気を誇るのは、寝ぐせをごまかしやすく、ストレートよりも決めやすいからです。
清潔感を重視!
清潔感、というよりきちんとしている感を出すために、寝ぐせを直しましょう。手櫛でも目の大きなブラシでもいいので、最低限整えます。
ヘアオイルや寝ぐせ直し剤を使う
乾燥した髪の癖を櫛やブラシだけで直すことは不可能です。寝ぐせ直し専用のスプレーや髪の毛を保湿してくれるヘアオイルを利用しましょう。
オススメは保湿効果の高いヘアオイルです。適量を手のひらに出し、耳の下あたりから毛先に向かって、髪の内側からオイルを塗っていきます。頭皮にはあまりつけないようにしてください。髪の先ほどはねやすいので、内側に巻くように意識して手櫛で塗っていきます。
ブラシ一体型ドライヤーでブローする
髪全体が潤ったら、ドライヤーでブローします。ブラシと一体型のドライヤーがオススメです。左右平等に内側に巻くようにブローしましょう。このとき意識するのは、髪型を決めることではなく、ツヤを出して髪全体をまとめることです。
ヘアオイルとブローの組み合わせなら、ストレートアイロンよりも手早くダメージを与えずに髪を整えられます。
まとめ
いかがでしたか? 時間がないときはまず髪を優先しましょう。ボサボサの髪は見苦しい上に、生活感が丸出しでオバサンくさく見えます。2018年も引き続きナチュラル系や清楚系が主流なので、アイメイクを頑張るより髪のツヤを引き出したうえで肌のコンディションを整えるのがベストです。