はじめに
健康によいといわれている青汁ですが、最近では美容のために飲む方も増加しています。
「でも、青汁ってまずいことでも有名じゃない?」「本当に効果があるの?」
そんな疑問を持っている方は必見!
青汁の美容効果や、簡単な青汁アレンジレシピ、どんなことに気を付ければいいのか? などを詳しくまとめてみました。
青汁を効果的に生活に取り入れて、美肌と健康の両立を目指しませんか?
青汁って何が入っているの?
青汁とはケールや大麦若葉、ゴーヤなどの葉野菜を絞った汁のことを指します。青汁の一番の特長といえば、生の野菜を絞っていること! 加熱調理をした野菜より、生の野菜を絞ることで、より多くの栄養を摂取が期待できるといわれています。
最近では、飲みやすいようフルーツをふんだんに取り入れたジュースも販売されており、美容に敏感な若い世代に注目されています。
青汁の効果
大人になっても悩まされるニキビや、肌荒れ……。
その原因の多くは、野菜不足や生活習慣、ストレスによるものです。忙しい日々が続き、つい外食やコンビニ食が多くなりがちな方も、生野菜のエキスがたっぷりの青汁で、美肌を目指しませんか?
実は、青汁には美容にうれしい栄養素がたくさん含まれているんです。そんな青汁に含まれている成分を紹介します!
【ビタミンC】
健康・美容と言われて真っ先に思い浮かぶのがビタミンC。ビタミンCには、シミの元といわれるメラニンを抑える作用や、体内のコラーゲンの生成を補う効果があるのです。そのため、ビタミンCを摂取することで、肌にハリができたり、ニキビや肌荒れの予防にもなるといわれています。
【ビタミンA(β-カロテン)】
モロヘイヤやにんじんに多く含まれているβ-カロテンは、摂取することでビタミンAに変わり、天然保湿因子NMFの生成を促進し、肌の乾燥を防いでくれます。また、ビタミンCと一緒に取ることで、老化の原因となる活性酸素の発生を抑える効果があるといわれています。
【ビタミンE】
ビタミンの中で、最も抗酸化作用が強いため、アンチエイジングに期待されている成分です。また、毛細血管を拡張する効果があるので、血行を良くして新陳代謝を上げ、肌ツヤを良くする作用も期待できます。
【食物繊維】
肌荒れの原因の一つに、お通じが関係していることがあります。便秘の方が肌荒れしやすいのは、腸内に長時間溜まった便から、悪性物質が発生し、老廃物がたまりやすくなるからなのだとか。そこで、食物繊維を摂取すると、老廃物や悪性物質を一緒に排出してくれるので、便秘解消だけでなく、デトックス効果も期待できます。
【カルシウム】
骨や歯を作るイメージが強いカルシウムですが、ホルモンの分泌を促す効果があります。神経伝達を行なう栄養素で、精神安定の作用もあり、ストレスによる肌荒れにも効果が期待できますよ!
ここまで、挙げた栄養素はあくまでも一例です。青汁の商品によって、含まれる成分は変わるので、自分の体質や肌に合った青汁を探してみてください。
飲む?食べる?簡単青汁アレンジレシピ
青汁には、美容に効果的な栄養素がたくさん含まれていることは分かりましたが、やはり飲むのに抵抗がある方も多いですよね? そこで、日々の生活に取り入れやすいドリンクスタイルと、食べやすくておいしい!スイーツスタイル、両方のアレンジレシピを紹介します。
【ドリンクスタイル】
1. スープ×青汁
忙しい朝や寒い日にぴったりのスープに青汁を入れるスタイル!もちろん、粉末スープに青汁を入れてもおいしいのですが、裏ごししたにんじんやカボチャ、白みそや牛乳で伸ばすことで、よりたくさんの栄養素を摂取することもできます!
2. スムージー×青汁
やはり、基本はこのスタイルが一番!
青汁だけで飲むと苦みが強いので、はちみつを加えたり、好きなフルーツや野菜を加えてオリジナルスムージーで青汁を楽しみましょう♪ また、いつも同じ味だと飽きてしまうので、そんなときは牛乳を豆乳に変えてみたり、季節のフルーツを入れたりするとより楽しく続けられますよ。
【スイーツスタイル】
1. ビスケット×青汁
材料は、おからパウダー・ホットケーキミックス・豆乳・青汁・白ゴマ油だけ! 分量を混ぜて焼くだけの簡単レシピです。牛乳や卵を使っていないので、アレルギー体質の方も食べられるうえに、とてもヘルシー! ダイエット中の強い味方になりそうです。
2. パウンドケーキ×青汁
一般的なパウンドケーキに、青汁の粉末をお好みで入れるだけ! ふんわりした甘さと、青汁のほろ苦さが合わさって、抹茶風味に仕上がります。
スイーツスタイルも組み合わせを変えれば、飽きずに青汁を摂取できます。自分の料理スキルを上げながら、青汁で美肌を手に入れる、なんてこともできるかもしれません!
注意点
健康に良いだけでなく、美容にも良い青汁ですが、気をつけなければいけないこともあります。
青汁を食事にしない
青汁は万能な薬ではないので、あくまで普段の食事のサポートと考えてください。食事すべてを青汁にしても、必要な栄養素がきちんととれず、肌荒れが繰り返されてしまうこともあります。
人工透析の方や腎機能が低下している方は摂取しない
腎臓の機能が弱っている方が、青汁を多く摂取してしまうと、カリウムをスムーズに排出できなくなり、高カリウム血症になることがありますので、ご注意ください。
他にも、通院中や薬を服用している方は、きちんと医師と相談したうえで、生活に取り入れるようにしてください。また、体質や体調によっては、アレルギー症状が出る場合もあるので、異変を感じたら、無理をせずに、摂取をやめるようにしてくださいね。
まとめ
健康だけでなく、美肌にも良い青汁。置き換えダイエットと組み合わせて、健康的に生活に取り入れる方も増加しているようです。今まで、「まずそうだから……」と敬遠していた方もこれを機に、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?