はじめに
ニキビは1つできただけでも、なんとか早く治したいと苦労しますよね。思春期でも大人ニキビでも早く治るに越したことはありません。
ニキビ予防やニキビケアは、一般的には徹底した洗顔であったり、自分の肌質に合った化粧品を使うことがおすすめですが、自分の肌質をよく理解していない人もいます。
ニキビができてしまう理由も含めて、よく理解してニキビケアに専念するようにしましょう。下手な噂話に振り回されてはいけません。
ニキビは潰すと早く治るという噂を信じ込んでいて、潰しまくっている人も多くいますが、いつか必ずや後悔してしまいます。今回は、正しいニキビのケア方法を紹介します。
ニキビケアのための洗顔方法
ニキビができないようにするためにも、できてしまったニキビにも洗顔方法は超重要な条件です。かと言って、毎日気が狂ったように過剰に洗顔をしても逆効果です。洗顔しておけばニキビができないと思っている人には必見です。
洗顔石けんは泡立ちが命!
ニキビケアの絶対条件は洗顔石けんがメチャクチャ泡立つことです。ニキビケアに必要なのはフワフワの泡なんです。
どんなに高価でも、泡立ちがイマイチではニキビケアは出来ません。洗顔時に泡でマッサージをするようにして、手を顔に直接触れさせないようにしましょう。
手でゴシゴシ擦らなくては汚れが落ちないと思う人もいるかもしれませんが、皮脂や肌の汚れは泡が全て絡め取ってくれるので心配ありません。
ちょっと面倒臭いと思っても、洗顔時には泡立てネットを使ってフワフワの泡を大量に作りだして洗顔するようにしましょう。
洗顔にはぬるま湯を使う
丁寧に洗顔をしてから、すすぐ時には必ずぬるま湯を使うようにしましょう。人肌程度のぬるい温度がおすすめです。
おすすめは、湯船にしっかり浸かってから、毛穴が開いている状態の時にぬるま湯で洗うと、毛穴の奥の皮脂や汚れが落ちやすくなります。
熱いお湯を使ってすすいでしまうと、泡や汚れはもちろんですが肌に残っていなくてはならない大事な皮脂までをも流してしまうことになります。
洗顔する時の洗う順番も守りましょう。一番最初は、おでこから洗い次に鼻を洗ってから頬→あご→目の周囲の順番で洗うようにしましょう。
湯船に浸かる習慣のない人は蒸しタオルがオススメ!
本当は、湯船にしっかり使った方が自律神経も整いやすくおすすめですが、住宅事情や習慣によってシャワーしか使わないという人もいると思います。
ニキビケアには、湯船に使って毛穴を開かせることが大事ですが、やむを得ない場合には蒸しタオルがおすすめです。蒸し器で蒸しても、電子レンジで温めてもかまいません。
熱過ぎるとお肌に負担をかけてしまうので、手で触って火傷をしないような熱さの蒸しタオルをお顔に乗せて、よごれや皮脂がきれいに取れるように毛穴を開くようにしましょう。
電子レンジを使用する時には、30秒から1分程度を目安にしましょう。
思春期のニキビケアは?
思春期のニキビケアと、大人ニキビのケアでは色々と違います。大人ニキビは、成長ホルモンのせいではなくて、ホルモンバランスの崩れやストレス、生活習慣など日常的な要因に密着しています。思春期ニキビは、成長ホルモンのせいで皮脂が活発になってしまうのが原因です。
ニキビができやすい場所がある!?
思春期ニキビって、一番できやすいのはTゾーンとこめかみなんです。皮脂の分泌が非常に多いのが原因です。それに、前髪が刺激になってしまって更にできやすくなっています。
鼻も毛穴に余分な皮脂が溜まってニキビができやすい場所です。鼻にできると隠しようがないので目立ちますし女の子には死活問題ですよね。
こめかみやTゾーンが一番できやすいとは言え、他の部分にできないわけではありません。頬やあごにも結構できちゃう人が多いです。
清潔を保つ
思春期の女子に多いのが、学校の授業や部活で運動をした後に汗をかいて、そのまんまの状態でいることです。不潔と言っているのではないですよ!
汗をベッタリかいて、着替えをしても学校で洗顔をする女子って多くないと思います。ほとんどの人がハンカチやタオルで汗を拭くだけではないでしょうか。
しかも、そのタオルを毎日替えてなかったとしたら?バスタオルを毎日取り換えない人がいるように、タオルも数日替えないことって、思春期女子にありがちなんですよね。
朝晩2回の洗顔を徹底して、汗をかいたらとにかく清潔なタオルなどで拭きましょう。脂取り紙もなかなか優秀ですよ。
勉強や部活、塾などで夜遅くに家に帰る人も少なくないと思いますが、疲れているからお風呂は明日の朝起きたら~ではなくて、必ず寝る前に入浴して丁寧に洗顔するようにしましょう。
食事に気を使う
これは、思春期女子の親にも言えることですが、ジャンクフードや肉食、脂っこい食事を好む年代でもあるのですが、これらを避けてビタミンとタンパク質の接種を心がけるようにしましょう。
思春期女子からスイーツやジャンクフード、チョコレートなどを取り上げたら何を食べるのか?と言われそうですが、ホルモンのせいで皮脂が過剰に分泌している年齢なので、食生活のせいで毛穴が詰りやすくなってしまいます。
肉より魚、牛乳よりも豆乳が好ましい思春期女子は、飲み物も甘いものを好むお年頃です。飲み物をお茶に替えるだけでも、意外に効果があるので試してみて欲しいです。
睡眠時間をキッチリ確保する
部活や塾などでも忙しいのが思春期年齢ですが、夜更かしや睡眠不足もお肌をボロボロにしてしまうので注意しましょう。昼夜逆転の生活もよくありません。
毎日、塾通いで帰宅が夜の10時を過ぎてしまうということが少なくない年齢でもありますが、肌のターンオーバーを助けてくれるゴールデンタイムでもあります。
この時間に睡眠をしっかりとらなくては、思春期ニキビも改善されにくくなってしまうので要注意ですよ。
ニキビケアに欠かせない化粧水
ドラッグストアや薬局で売られている、ニキビケア用の化粧水を買って使っている人も多いと思います。いつもの化粧水ではなく、ニキビができたら慌てて買いに走ることもありますよね。
ニキビケアのための化粧水選びには、必ず配合成分と肌に負担をかけることの少ない添加物が入っていないか、化粧水の肌への浸透力で選ぶようにしましょう。
ニキビケアには乾燥させずに保湿することが一番大切なので、ぬるま湯での洗顔後には必ず、体を拭くよりも先にニキビケア用の化粧水を付けましょう。
お風呂に化粧水を用意しておいて、洗顔後にすぐに化粧水を付けてしまうのもおすすめです!
ニキビケアに効果のある市販薬
現在、様々なニキビ用の市販薬が販売されていますが、種類は50種類以上と言われています。すごい種類ですよね。この中から自分に最適なものを選ばなくてはなりません。
白ニキビに効果あり!
白ニキビができた時に、意外に使えるのが一般家庭なら常備していることが多い「オロナインH軟膏」です。オロナインには抗菌作用があるんです。
しかも塗るだけでアクネ菌をやっつけてくれるんですよ!保湿成分にオリーブオイルも入っているので、あれこれ悩んで市販薬を買う手間が省けます。
角質をキレイにするAHA(α-ヒドロキシ酸)が配合されたピーリング石けんや、低刺激で安全性が高く保湿力抜群の白色ワセリンも効果があります。
赤ニキビに効果あり!
皮膚科で処方してくれる薬に一番近いのが、「テラ・コートリル」と呼ばれる市販薬で抗菌薬と、ステロイドが入っています。
赤ら顔や皮膚が薄くなってしまうのを避けるために、ステロイド剤が入っているので長期間連続で使用してはいけません。効果が高いので速攻で治したい!という人に向いています。
昭和の時代から長く使われている「ビフナイト」も、夜寝ている合いでに赤ニキビの腫れと赤みを抑えてくれます。
詰ってしまった毛穴をキレイにしてアクネ菌を殺菌して抗炎症成分が働き、腫れて痛々しくなった赤ニキビの炎症を沈めてくれる効果があります。
まとめ
いかがでしたか?
ニキビは正しくケアしないと、いつまで経っても治ることがありません。ニキビができてしまったら早いうちからケアするようにして、酷くならないうちに直すように努力することをおすすめします。
ゴシゴシ洗わずに、いつも以上に自分のお肌に手を掛けてあげる気分で、肌を労わってあげることも大切です。