はじめに
大人の鼻ニキビは、若い頃のように洗顔だけしていれば治るようなものではありません。思春期の頃と大人になってからできる鼻ニキビはちょっと違うものなのです。
できてしまった鼻ニキビの種類や、どこにできたのかによっても意味が違うのです。若い頃のように新陳代謝が活発ではなくなってしまい、肌のタ-ンオ-バ-もイマイチになってしまいがちですがそれぞれに適した方法で、鼻ニキビの後をきれいに治せる方法をご紹介します。
鼻ニキビの治し方
鼻ニキビができて、無残にも毛穴が広がって跡が残ってしまうと、世にも悲惨なイチゴ鼻になってしまうこともあるのです。
錠剤するアクネ菌や皮脂が毛穴に詰まってしまうと、派手に炎症を起こしてしま居、肌が凸凹になってしまうこともあり、女性として美しくあるためには、鼻ニキビ跡は絶対に避けなくてはなりません。
白ニキビの治し方
白ニキビは、ニキビの第一段階で初期でコメド(角栓)とも呼ばれています。この白ニキビは、他のニキビと違って痛痒いとか、ニキビ独特のイヤな感覚がありません。角栓が詰まっている状態なので、特別な事をする必要はないんです。
触ってみると、なんかプツプツした感じがわかると思います。気になって触り過ぎると、この白ニキビが赤ニキビに変化してしまうので、注意しましょう。
潰してしまっても大丈夫ですが、角栓が詰まっているだけなので洗顔を正しくすることによって角栓を取り除き直すことができます。やたらと洗い過ぎないこともポイントです。保湿化粧水を使って角質層が乾燥しないようにするのもおすすめです。
黒ニキビの治し方
黒ニキビは、ニキビの第二段階です。白ニキビから皮脂の分泌が多くなってしまい毛穴の中に菌が溢れて酸化した皮脂が黒くなって目立つようになってしまったものが黒ニキビなのです。
白ニキビの角栓が酸化して黒くなり浮き上がって見えるのが、この黒ニキビなのですが治し方には角栓を取り除く毛穴パックや、消毒した針で酸化した角栓をはじき出す方法、洗顔せ根気良く取り除く方法があります。
毛穴パックは手軽にできるので人気も高いですが、毛穴が開いてしまう原因にもなるようです。自宅で手軽に行うのなら、ピ-リング効果のある洗顔料を使って正しく洗顔することで数日で治すことができちゃいます。
赤ニキビの治し方
赤ニキビは、ニキビの第三段階で丘疹とも呼ばれています。この状態になってしまうと、痛くて肌に不快感を感じることになります。しかも痛い上に痒みもあると言う厄介な状態です。手で触ると跡が残りやすいのが特徴的ですので、なるべく触らないようにしましょう。
赤ニキビは炎症を起こしている状態なので、そこに雑菌が付くと大変なことになってしまいます。肌に触れるものは常に清潔なものが絶対条件です。洗顔時のタオルは必ず清潔なものを使い、枕カバ-も毎日取り換えるようにして、痛いからと洗顔後のすすぎを怠らないようにしっかりすすぎましょう。
余りにも居たくてひどい場合には、皮膚科で抗生物質などを処方してもらう手段もあります。生活習慣や食生活を改めることでも効果を発揮します。
黄ニキビの治し方
ニキビの最終段階で膿みを持った状態です。鼻ニキビの中では、赤ニキビに並んで目立つし気になるので何とかしたくて無意識に触ってしまいたくなるニキビです。
この黄ニキビは、消毒した針か火で炙った針で表面に穴を開けて中の膿みを出してしまうと言う方法が一番早く治ります。針を深く刺してしまうと傷が残る上に跡になりやすいので用心深く潰すように気を付けましょう。ガ-ゼやティッシュなどでケアしましょう。
中に芯が残らないように潰した後には、しっかり中身を出してしまうことがポイントですが、ハッキリ言ってかなりの痛みを伴います。痛みに耐えられず中の芯が出し切れずに残ってしまうなんて言うこともあるので覚悟して潰して欲しいと思います。
正しい洗顔で鼻ニキビを治そう
鼻ニキビを治すための洗顔方法は、洗顔せっけんを使って正しく洗うことが一番の解決方法です。
洗顔せっけんを手に付けて、肌をゴシゴシ擦るようにして洗うのではなくて、洗顔せっけんを両手でしっかり泡立ててから、この泡で柔らかくマッサ-ジするような感じで洗いましょう。
洗顔の時は、熱めのお湯などは使わずに、これじゃ冷たいかな?と感じるぐらいの温度のぬるま湯が最適です。洗顔後は、しっかりすすがなくては石けん成分が残ってしまい鼻ニキビの炎症の原因になるので気を付けましょう。
大人の鼻ニキビは、肌質によっても洗顔方法が異なります。朝起き立ての時や普段から肌がべたついている人や、べたつく感じがすると思う人はオイリ-肌なので洗顔せっけんの泡洗浄がポイントですが、乾燥肌や敏感肌の人には洗顔せっけんを使わずに、朝起きた時にはぬるま湯だけで数かい洗えばOKです。
普通肌で特に鼻ニキビ意外にトラブルがなければ洗顔せっけんはひつようありません。
鼻ニキビができている時のメイクのやり方
本来ならば、鼻ニキビに限らずニキビがある時にはメイクをしない方が刺激をすることもなく良いのですが、大人になると仕事や生活する上で、どうしてもメイクをしなくてはならない場合などがありますよね。
鼻ニキビの跡って、紫外線が影響してシミができやすくなってしまうと言われているので、カバ-力の高いミネラルファンデ-ションやニキビケアしてくれるコンシ-ラ-で、肌を叩くようにして色を乗せて隠しましょう。
メイクで鼻ニキビを治すことはできないけれど、目立つ鼻ニキビを目立たなくする方法はあります。補色のパウダ-ファンデ-ションが強い味方になってくれます。鼻ニキビができてしまった場合には目元や口紅などを明るい色を使うことで、他人の視線を鼻ニキビからそらすことも可能です。
食生活の改善による鼻ニキビの治し方
大人になってから鼻ニキビができてしまうのは、食生活の乱れから来る事も否定できません。子どもの頃や実家暮らしの場合には、栄養を考えてお母さんが一生懸命お料理してくれていたと思いますが、大人になって一人暮らしで自炊をするようになると、つい適当になってしまうものです。
外食がメインだったり、買って来たお惣菜がメインなど食生活が乱れると、必ず鼻や顔などに大人ニキビができてしまいます。肉食系の人はなるべく採食系に変えて、脂っこい食べ物や甘い物は控えるようにしましょう。
お酒の飲み過ぎで肝機能が低下して鼻ニキビができてしまった人は、豆腐や白身魚、バナナがおすすめです。
脂っこいものを食べ過ぎて鼻ニキビができてしまった人には、コレステロ-ルも抑える効果のある海藻やきのこ類を。ストレスでホルモンバランスを崩してしまった人にはカルシウムが豊富な海藻類や牛乳、小魚、ヨ-グルトなどの乳製品を積極的に取るように心がけましょう。
まとめ
いかがでしたか?
大人になってから出来てしまった鼻ニキビは、なかなか厄介なものが多いです。生活習慣が乱れて出来てしまっても、その生活習慣を変えると言うのも簡単な事ではありません。
食生活に関しては、それほど難しくはないと思いますが強い意思を持って、鼻ニキビを治すように努力して下さい。