彼の子?旦那の子?どうしよう!
「不倫」は、人によって甘美なものであったり嫌悪の対象であったりと様々です。現在は自由に結婚できる時代ではありますが、「婚活」という言葉が一般的に使われるようになって以来、結婚に対して焦りを感じる男女も少なくありません。
それによって授かり婚が増え、相手に対して一途で熱い愛情を持って結婚をするカップルはそれ程多くはないようです。
「この人以上の人はいない」「必ず自分が幸せにする」そういった気持ちではなく、現実的に結婚を捉えた上で結婚する人は意外と多いのです。つまり、結婚後に理想的な人と出逢い不倫関係に陥るというケースは多々あるというのが現実。しかし不倫は倫理に反した好意である事に変わりはありません。
そんな関係を続けている中、妊娠が発覚したら…?不倫相手の子どもである可能性がある場合はゼロではありませんよね。今回はダブル不倫の末妊娠してしまった場合について詳しくご紹介していきます。
妊娠が発覚した時にまずすべき事
家庭を持つ彼と不倫関係を持ち、その末彼の子か旦那の子かわからない子どもを妊娠してしまった…。
そうなったらパニックになってしまいますよね。しかしここで判断を誤ってしまうと、自分の心どころか体まで傷つける上全てを失い手元には何も残らない…なんて事にもなりかねません。
そうならないように、まずは少しで良いので落ち着きましょう。冷静を欠いて自分の人生を狂わせてしまう事にならないようにまずは深呼吸をしてくださいね。
まずは状況をしっかり把握する事
妊娠してしまったら色々不安はあるかと思います。しかし、心配する前に事実と状況の把握、事実の確認をしましょう。これは決して酷な事ではなく、そうする事で自分が楽になる事が多いからです。
まず産婦人科に足を運び、胎児がどのような状態なのか見てもらいましょう!妊娠検査薬で陽性が出ても妊娠していなかったケースもあるので、確認も兼ねて足を運びましょう。
妊娠していた場合、何週目なのか先生に教えてもらいましょう。
そして逆算していつ頃に性交渉した時に出来た赤ちゃんなのかも自分で計算できなければ教えてもらう事もできます。
妊娠するきっかけになった期間、彼と会っていない場合は彼との子どもではない可能性があります。更に彼との性交渉で普段から避妊をしている場合は更に可能性は低くなります。
しかし、彼と旦那さん両方とその時期に性交渉していた場合は判断がつかないので、より良い解決法を考えていきましょう。
旦那ではなく不倫相手に相談する!
妊娠が発覚したら旦那に助けを求めたい…と思う人もいるかと思いますが、彼との子どもである可能性がある場合は必ず旦那ではなく不倫相手の彼に相談してください。
旦那の子どもであっても彼との子どもであっても、不倫関係にある彼にとって無視できる問題ではないからです。
そしてもし、お互いの関係が本気の恋愛関係に発展していてお互い離婚を考えているなら、大きなきっかけになる可能性もあります。相談するのは決して先の事を一緒に考える為だけではありません。
妊娠が発覚してパニックになってしまっている間、女性は大きな不安を感じたり孤独感を強く感じたりしているはずです。そのまま一人で悩んでいても、ネガティブチェインに陥ってしまいます。
彼との行為の末の結果なので、妊娠した事実に対して強く罵声を浴びせてくる事もそうそうありません。不倫相手の彼にまずは相談して、今後どうしていくかしっかり考えましょう。
ダブル不倫での妊娠は一人で全てを決める事が命とりに
妊娠が発覚した時にやりがちなのが「全て自分で決めてしまう事」。彼との関係もこのままにしたい、子どもは産みたくない、旦那にも打ち明けたくない…など、自分の中での意思が明確な場合は堕胎手術を受ける事も一つの選択肢ではあります。
しかし、誰にも相談しないという事は誰も自分のメンタルや行動をフォローしてくれる人がいないという事。そしてダブル不倫の末での妊娠が発覚した場合、最悪なのが不倫相手の彼も家庭も失ってしまい完全に一人になってしまうという事です。
仮に全てを捨てて一人で子どもを育てていく!と決意しても、一人きりで子どもを育てていくというのは非常に難しい事です。まずは不倫相手と相談し、産婦人科の先生とも相談するなど、相談できる人にしっかり相談して色々決めていきましょう。
堕胎を検討する場合は、手術の可能期間が限られているのでなるべく早い段階で相談するようにしてくださいね。
ダブル不倫での妊娠が発覚した時の彼の気持ち
妊娠が発覚する前に「生理が遅れている」と不倫相手の彼に告げた人も多いのではないでしょうか?生理が遅れている・生理が来ないと予め告げている場合や、妊娠が発覚した時に告げる場合、彼は一体どんな気持ちなのでしょうか?
基本的に男性が不倫相手に求めるものは「良好な肉体関係」であり、女性は「精神的・肉体的な満足感」である事が多いです。
妊娠しているかもしれない、妊娠してしまったと告げられた時に男性はまず女性に対してではなく自分に対して怒り・落胆・絶望を感じるようです。
2人の関係が本当の愛情に変化している場合は嬉しさや今後についての覚悟などもあるかと思いますが、ダブル不倫である以上愛情に発展しているケースは稀です。
「どうしてあの時避妊しなかったんだろう」
「本当に妊娠したの?」
など、後悔と疑念に苛まれますが、同時に「どうにかしなければならない」と現実を受け入れる事ができるのも男性です。妊娠をした事によって不安になっているのは女性だけではありません。彼も同じ気持ちでいてくれるものです。
2人がどうしたいのか、それをまずはしっかり話し合いましょう。
まとめ
今回はダブル不倫で妊娠してしまった場合どうすべきかをご紹介しました。
産んで育てるか、堕胎するかなど様々な選択肢があります。お互いの気持ち次第では、互いに離婚して授かった赤ちゃんを育てるという事も不可能ではありません。しかしその選択肢は、決して自分だけで決めなければならないというわけではありません。
妊娠は一人ではできません。
自分が責任を感じているのと同じくらい、彼にも責任はあるのです。反省するのはとても大事な事ですが、後悔している間も赤ちゃんは女性の身体の中で育っています。
自分を労わるという事は赤ちゃんを労わるという事。しっかり不倫相手の彼と話し合って、今後について考えて納得いく答えを出してくださいね。