コインランドリーを利用する女性
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家事を時短! コインランドリーを活用すれば自宅で洗濯するよりお得って本当?

コインランドリーを利用する女性
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フルタイムで働く独身者(一人暮らしの人)の中には、平日に家事をこなすのが難しく、休日にまとめて掃除や洗濯をしている人が大勢います。都市部の集合住宅では夜間の洗濯・掃除が騒音トラブルにも発展しかねないという理由もあります。ほとんど洗濯機を使わないなら、コインランドリーを利用するほうが金銭的にも時間的にも余裕ができる可能性があります。

洗濯機を回す頻度はどのくらい?

白いタオル
引用元:https://pixabay.com/ja/

一人暮らしでフルタイムの仕事をしていると、平日にすべての家事をこなすのは難しいですよね。多くの方は手間のかかる家事は週末にまとめて済ませているのではないでしょうか。多少お金がかかっても、家事に必要な時間と手間をはぶきたいと考える人も多いはずです。

炊事(調理、皿洗い)に比べて掃除と洗濯は時間的な制約が厳しいです。特に集合住宅で早朝や夜間に洗濯機を動かすのは騒音トラブルの原因になるので、どうしても休日まで溜め込んでしまいがちです。

乾燥機付きの洗濯機ならスイッチを押してから出勤できますが、帰宅するまで乾燥終了した洗濯物を放置するとシワがついてしまいます。また、一人暮らし用の一般的な洗濯機よりサイズが大きく、価格も高いのがネックです。

最近はタオルやハンカチ、靴下などが100円ショップで買えます。インナーもファストファッションのブランドで安く揃えられます。一週間分の洗い替えをまとめ買いするのが簡単になりました。

もしあなたが週に1~2回しか洗濯しない生活を送っていて、いま洗濯機が壊れてしまったらどうしますか? 買い替えるのもいいですが、洗濯頻度を考えるとちょっともったいない気がしませんか? 特に室内に洗濯機置き場がない物件に住んでいると、もっと楽に洗濯を済ませたいと思いますよね。

洗濯機を所有するのとコインランドリーを活用するのでは、どの程度時間的・金銭的な違いが出るのかを調べてみました。

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都心部ではコインランドリーが増加中

コインランドリー
引用元:https://pixabay.com/ja/

不動産から得られる不労所得といえば、マンション経営を思い浮かべる方が多いと思います。確かに家賃収入は魅力的ですが、人口減に転じつつある現代日本では空き家や空室率の上昇が問題になっています。

現在の不動産投資のトレンドは、自動販売機やコインロッカー、駐輪場です。マンション(アパート)の建てにくい都市部の狭い土地が有効活用できるうえ、立地条件によってはかなりの収益が見込めます。

そういったトレンドの一種に、コインランドリーも挙げられます。

都心部は狭くて余分なものを持ちにくい

少子高齢化が進み地方が衰退していく現代、東京一極集中はますます加速していくでしょう。通勤ラッシュの凄まじさや電車遅延が常態化しているという事情もあって、家賃の安い郊外に住むより、高い家賃を払ってでも職住近接がいいという人も増えています。

利便性の高い場所にある賃貸物件はかなり狭い部屋でも驚くほど家賃が高いです。少しでも広い物件を求めると、一気に家賃が跳ね上がります。人気の高い地区だと、4.5畳の1Kでも5万円以上かかることも珍しくありません。

また安い部屋を探すと自然と築年数がそれなりに経過している物件ばかりになるのですが、そういった部屋はそもそも洗濯機置き場が室外にしかないケースもままあります。

自宅のすぐ近くにコインランドリーがあれば、洗濯機を置かずに少しでも生活空間を広げたいというニーズが高まっています。コインランドリーは経営者と利用者の利害が一致しているというわけです。

風呂の残り湯で洗濯するのは不潔

一昔前まで、節約術の代表として扱われていた「お風呂の残り湯で洗濯をする」。これは今では推奨されなくなりました。湯船に水を溜めておくことの主目的は、災害に備えることに移り変わったと思います。

というのも利用した後の残り湯は雑菌が繁殖するので、洗濯に利用するには不向きだからです。残り湯を「洗い」にだけ使い、「すすぎ」には新しい水を使うという方もいますが、そこまで手間をかける時間がある方はこの記事を読んでいないでしょう。

イヤなニオイを防ぐためにも新しい水で洗濯することが重要です。そうなると、自宅での洗濯で節約できるポイントはほとんどありません。

洗濯機とコインランドリー、どちらがお得?

洗濯機からはみ出すタオル
引用元:https://pixabay.com/ja/

コインランドリーの最大のメリットは、好きな時間に洗濯から乾燥まで一気に行えることです。梅雨のような洗濯物の乾きにくい季節や大物を洗うときにだけ利用する人もいます。

それでは洗濯機とコインランドリーの利用料金などを比較してみましょう。

5日分の洗濯物を洗って乾かすには?

1日に出る洗濯物の量は、1人あたり平均で1.5kg程度です。平日5日分溜めれば約7.5kg。一人暮らしなら容量が8kg以下の洗濯機を買う人が主流です。

コインランドリーの利用料金は容量によって変わります。最小サイズはたいてい8kgで、300~400円が相場です。1週間分の洗濯物が最小サイズのマシンで洗える計算になります。

乾燥機は別料金で、10分100円が相場です。洗濯物の量や素材によって乾燥時間は30~50分程度と幅があります。おおむね500円以内で済むでしょう。

つまり、5日分の洗濯物をコインランドリーで洗濯&乾燥させるには、1回あたり600円~900円程度かかるということになります。月に4~5回利用するなら、1年で3万円強の負担になります。

自前の洗濯機はやはり安い

それに対し自宅の洗濯機は、水道・電気合わせて1年あたり5,000円もかかりません。費用面では圧倒的に自宅の洗濯機が勝ります。

ただしこれは洗濯機本体の価格を考慮していません。これから買い替える予定、あるいは頻繁に転居する予定があるなら、長期的に見ればコインランドリーの方が安くつく可能性があります。

洗濯機とコインランドリーの併用が正解

ただしこの記事の主旨は「平日の家事を減らす」「洗濯の手間を減らす」「生活空間を広げる」ことです。お金を時間で買うという考え方をすれば、コインランドリーの利用はけっして無駄な出費ではありません。

いま既に洗濯機を持っていて買い替える予定がないのなら、洗濯機とコインランドリーを併用するとメリットを享受しやすいです。また女性の場合、防犯面にもより気を付けなくてはいけません。下着類は自宅、タオルやシャツなどはコインランドリーという使い分けもありです。

クリーニングも活用して家事を減らそう1

青空の下で洗濯物を干す
引用元:https://pixabay.com/ja/

洗濯回数が少ない人ほど、コインランドリーを使うメリットが増えます。要するに忙しい人や、自宅にいる時間が短い人ほど家事の「外注化」の効果が大きいということです。

コインランドリーのみで生活するのは難しいかもしれまん。しかし年間3万円程度なら、洗濯の手間を減らす費用としては安いといえます。さらに洗い方が面倒なものはクリーニングサービスを利用すれば、もっと楽になれます。

お金を節約するために時間を使うか、時間を節約するためにお金を使うか、価値観は人それぞれですが、条件次第ではコインランドリーの利用は一考に値すると思います。

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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