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パーマをかけると老けて見える理由とは? 大人っぽさと若々しさの両立を目指そう

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パーマをかけたら妙に老けてしまって、オバさんっぽくなってしまった経験はありませんか? パーマの目的がオシャレであってもヘアセットの時間短縮であっても、老け見えするのはショックですよね。なぜパーマをかけると老けて見えることがあるのでしょうか。老け見えパーマを回避する方法と併せてまとめました。

パーマをかけたらオバさんっぽくなった…

ブルネットヘアにアイロンをあてる
引用元:https://pixabay.com/ja/

髪を巻いたりパーマをかけたりすると、毎朝のヘアセットがとても楽になります。おろしたままでもそれなりに見えますし、ざっくりと適当にまとめるだけで「程よい抜け感のあるアップスタイル」ができあがります。なにより寝ぐせが目立ちません。

ファッション性を損なわずに朝の身支度にかかる時間を短縮するためにパーマをかける人は少なくありません。10代から大学生くらいまでの若い女の子と違って、アラサー以上の忙しい社会人女性にとっては時短こそがパーマ最大のメリットと言っても過言ではないでしょう。

しかし同時に「パーマをかけると老けて見える」と感じる人も大勢います。もちろんすべての人が老け見えするわけではありませんが、パーマで老けた例を見たことがない人はほとんどいないと思います。

なぜ大人の女性がパーマをかけると老けた印象になる可能性があるのでしょうか。老けて見えないパーマとはどのようなものなのでしょうか。

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そもそもパーマをかけると老けて見えるというのは事実なのでしょうか?

髪型によって見た目年齢が左右されるのは間違いありません。わかりやすい例は薄毛です。AGA(男性型の薄毛)に限らず、若い女性でも分け目や前髪の量を気にしている方は意外と多いです。また同一人物が髪を1つに束ねるとしても、ひっつめ髪にするのとおくれ毛ありのポニーテールにするのでは全然違う印象になります。

以上のことからパーマによって印象がガラリと変わるのは当たり前のことといえます。それでは、若く見えるという意見が少なく、老けて見えるという意見が多数派な理由を見ていきましょう。

パーマ施術によって髪が痛む

意外と見落としがちですが、パーマ施術による髪の傷みは無視できません。

若々しい美髪を想像してみてください。触るとサラサラ滑り、光をツヤツヤと反射し、軽やかに風になびくような髪が思い浮かびませんか?

パーマはパーマ液や熱の力で髪を変質させてウェーブを定着させます。当然、髪の表面を覆って保護膜の役割を果たしているキューティクル(クチクラ)が破壊され、髪全体が大ダメージを受けます。保湿能力が低下してパサつき、枝毛や切れ毛が増えます。

秋冬は大爆発の季節? ヘアケアを徹底して静電気を防ごう」や「寝坊して時間がない! ノーメイクでも寝ぐせさえ直せばキレイに見えます」の記事でご紹介しましたが、潤いのある美髪は若々しさや清潔感を感じさせてくれます。

パーマ施術によって傷んだ髪は、あなたが想像するよりもずっと酷く、周囲の人に疲れた印象を与えています。

シルエットの変化をコントロールしづらい

ヘアスタイルにおいて重要なのは、年齢相応のシルエット作りです。髪を含めた頭部全体を「ひし形」に近くすることで美人度が増します。近年ずっとブームが続いているボブカットは、年齢や輪郭を問わず多くの人を理想的なひし形に近づけてくれます。

カットのみ、もしくはストレートパーマとカットの組み合わせなら、シルエットの調整はさほど難しくありません。しかしパーマでウェーブヘアにする場合は、仕上がりが完璧にコントロールできるとは限らないのでシルエットの調整が難しくなります。

特にパーマを強くかけたり、細かくかけたりすると、髪が激しく巻いて大きく広がります。パーマをかけた後でも多少はカットで調整できますが、髪そのものが傷んでいるので徐々にシルエットが崩れることはままあります。

パーマのかかり方自体が悪い場合もありますが、スタイリング剤の付け方が悪くて髪の重心がズレてしまうこともあります。濡れた髪と乾いた髪ではウェーブの出かたが変わります。濡れた髪にスタイリング剤をつけて固定してしまうと、乾いたときに違和感が出ます。

トレンドからズレやすい

ファッションやメイク、ヘアスタイルには「トレンド」があります。そしてトレンドに乗らない人よりも、流行遅れのトレンドに乗ってしまう人の方がダサく見えます。

ヘアアイロンやコテを使えば自由にスタイリングできます。しかしパーマをかけてしまうと、ウェーブが落ちるか髪を切るまである程度スタイルが固定されてしまいます。急激にヘアスタイルのトレンドが変わった場合に対応するのが難しいです。

微妙な流行遅れ感は強烈なオバサンっぽさの大きな原因になります。

軽すぎず・重すぎず! ひし形シルエットを意識しよう

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パーマをかけるとスタイリングが楽ちんな反面、髪全体のシルエット維持が難しく、結果的に老けて見えやすいことがわかりました。それではパーマをかけるときはどのようなことに気を付ければいいのでしょうか。

ウェーブはゆるめに

特別なこだわりがないのであれば、パーマで作るウェーブはゆるめにすべきです。2019年はネオソバージュがトレンドの1つだと言われていますが、実際には細くて強いカールを今風に見せるのは非常に難しいです。

細くて強いカールは髪のボリュームを増やしてくれるので、どうしても中高年女性のスタイルという印象がぬぐえません。パーマを長持ちさせるために強めにかけたいという気持ちはわかりますが、それで老けて見えるのは考え物ですよね。

よほど似合う自信がある方以外は、細くて強いカールは避けるのが無難です。

顔の周囲はウェーブさせない

失敗パーマに多いのが、顔の周囲までクルクルと巻いてしまっているケースです。とくに耳(こめかみ)より上の前髪と横髪がクルンクルンだと古臭く見えます。

サイドやバックの髪がゆるやかにウェーブしていても、顔周りはスッキリとストレートに近い方が今風です。

また髪全体をカールさせるのではなく、ウェーブのスタート位置を耳より下にし、毛先は巻きすぎないことも大切です。耳より上が巻いていると髪の重心が上がりすぎて若作りになりすぎます。そして毛先が巻きすぎるとひし形ではなく三角形に近くなって、軽やかさがなくなります。

髪色はやや明るめに

髪全体の軽やかさも重要です。若い頃と違って、ある程度歳を重ねてから黒髪のままパーマでボリュームを出すと、必要以上に重く見えます。髪に動きが感じられないので、モッサリとして見えるのです。

ウェーブでボリュームが出る分、髪の色を少し明るくして見た目の量を調節する必要があります。といってもパーマとカラーリングを同時に施術すると髪が酷く傷みます。担当の美容師さんと相談して、施術の順序やトリートメントの方法を決めてくださいね。

暗い色は重く見えるといっても、明るくしすぎるとそれはそれで昔のギャルっぽくなってしまって老け見えの原因になります。明るい色を楽しみたいなら部分的にハイライトを入れるのがオススメです。

ヘアケア次第で若く見せることは可能です!

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パーマをかけると老けて見えるのは、「パーマ」が悪いのではなく、理想のウェーブヘアを作って維持するのが難しいからです。ですのでパーマをかけるときは、なるべくあなたの髪質をよく理解している行きつけの美容室・美容師を選びましょう。

またヘアセットの時短が目的の方は、ウェーブやカールを長持ちさせるために強めのパーマを希望する傾向にありますが、老けて見えるのを避けたいならゆるめにかけてもらってこまめにメンテナンスすることをオススメします。

いくらウェーブヘアになったからといってヘアケアを怠ってはいけません。髪はきちんとドライヤーで乾かし、髪質にあったスタイリング剤やオイルを使ってください。丁寧にケアすることでダメージが軽減され、結果的にウェーブも長持ちします。

最後に、パーマをかけてしまってからものすごく老けて見えるとわかった場合、鏡を見るのがイヤになるくらい苦痛ならいっそのことバッサリ切ってしまった方が、気分が軽くなることもあります。ある程度長さがあるのなら、髪を結うことで印象を相殺できるかもしれません。

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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