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お肌の状態を鏡でチェックする女性
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乾燥肌の原因とは? 正しい対処法で潤い美肌を取り戻そう!

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乾燥は美容の大敵です。乾燥肌(ドライスキン)や粉ふき肌は老けて見えるだけでなく、かゆみや痛みを引き起こすこともあります。湿度が低くなる秋冬シーズンや冷暖房をよく使う時期は、年齢を問わず乾燥肌に悩まされる人が増えます。乾燥肌になってしまう原因や対処法・治し方をご紹介します。

※このページは2019年12月12日に情報を更新しました。

乾燥肌とは?

ひび割れた大地から芽吹く新芽
引用元:https://jp.depositphotos.com

高温多湿な夏とは裏腹に、日本の冬は気温が低くとても乾燥するという特徴があります。「秋冬シーズン・部屋の乾燥対策は「温度」と「相対湿度」に注目」でも解説しましたが、10月から3月にかけて、乾燥トラブルが多発します。

乾燥肌(ドライスキン)は、代表的な乾燥トラブルの1つです。冬が近づくにつれ、お肌の乾燥やかゆみなどの症状に悩まされる人が急増します。

メイクのノリが悪くなったり老けて見えたりするため、20代後半~40代の女性にとって乾燥肌対策はとても重要です。いわゆる”お肌の曲がり角”を過ぎる年齢でもあるので、「若いころより乾燥肌が悪化した」「これまでの乾燥対策や保湿ケアだけでは足りない」と感じている方も多いでしょう。

乾燥肌とはどういう状態をさすのでしょうか。お肌が乾燥してしまう原因や乾燥肌を改善する方法をご紹介します。

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水分と皮脂が不足した乾燥肌

乾燥肌とは文字通り、潤いが失われて乾いてしまったお肌のことをさします。ドライスキンともいいます。

軽度の乾燥肌は表面がカサつく程度ですが、重度になるとかゆくなったり白く粉を吹いたりします。潤いたっぷりの美肌とは真逆の状態です。

お肌の潤いは十分な水分と適度な皮脂によって保たれています。表皮から水分が失われるだけでなく、水分の維持に必要な皮脂の分泌量が低下することで、乾燥肌に陥ります。

乾燥肌セルフチェック

乾燥肌かどうかは、自覚症状によって決まります。ちょっとしたカサつきで不快感を覚える人もいれば、あかぎれができて初めて乾燥に気づく人もいるということです。

というわけでまずは乾燥肌のセルフチェックをしましょう。3つ以上当てはまる方は乾燥肌です。

乾燥肌チェックリスト/肌の状態

  • 肌がカサカサする、ザラザラする
  • 肌がこわばっている(硬くなっている)
  • 肌にかゆみを感じる
  • 肌が白く粉を吹いている(粉ふき肌)
  • 洗顔後、肌のつっぱりが酷い
  • 化粧水やクリームを塗るとヒリヒリする
  • メイクのノリが悪い
  • 唇が切れやすい

お肌の状態から乾燥肌かどうか判断がつかない場合は、以下の、生活の項目もチェックしてみてください。

乾燥肌チェックリスト/生活

  • ビニール袋が開けられない
  • 静電気が発生しやすい
  • 便秘気味である
  • エアコンのついた部屋にいる時間が長い

いかがでしたか? 当てはまる項目が多い方は乾燥肌が進行中です。なるべく早く乾燥肌対策を始めましょう。当てはまる項目が少ない方も今後のために予防しておいて損はありません。

なぜお肌から潤いが失われるの?

どんぐりの葉
引用元:https://pixabay.com/ja/

乾燥肌の原因をご紹介する前に、皮膚(お肌)が潤いをキープするメカニズムについて解説します。

皮膚(肌)の役割の1つは体内の水分の保護

人体の約60%は水分です。ヒトが生きていくために水は欠かせない存在であり、水分が摂取できないと2~3日で死にいたります。熱中症や激しい下痢・嘔吐などで急激に脱水症状が進んだ場合も、命に危険が及ぶことがあります。

体内の水分が急激に失われないよう保護する役割を担っているのが、全身を覆う皮膚です。もし仮に皮膚がなければ、体内の水分はあっという間に蒸発してしまうでしょう。

4層構造の表皮

ヒトの皮膚(肌)は内側から「皮下組織」「真皮」「表皮」の3層構造になっています。

さらに表皮は内側から「基底層(基底細胞)」「有棘層」「顆粒層」「角質層」の4層構造になっています。水分の保持を担っているのは、一番外側にある角質層です。

角質層に備わる「バリア機能」

直接外気に触れる角質層にはバリア機能が備わっています。外部から異物が体内へ侵入するのを防いだり、体内の水分を逃がさないように守ったりする機能です。

角質層は「角質細胞」と細胞と細胞の隙間を埋める「細胞間脂質」から成ります。レンガ壁をイメージするとわかりやすいと思います。角質細胞がレンガで、細胞間脂質がモルタルです。

角質細胞と細胞間脂質が美しいレンガ壁のように隙間なく組み合わさることで、角質層のバリア機能は十分に力を発揮します。逆に角質細胞がボロボロになったり細胞間脂質がスカスカになったりしてレンガ壁の状態が悪くなると、バリア機能も落ちてしまいます。

乾燥肌=バリア機能が低下して潤いを失った肌

角質細胞にはアミノ酸などの天然保湿因子(NMF、natural moisturizing factor)が多く含まれていて、水を含むと弾力が生まれます。また細胞間脂質にはセラミドやコレステロール、脂肪酸などが含まれていて、水分の蒸発を防ぐ力があります。

しかしなんらかの事情で天然保湿因子が減ると角質細胞は水分と弾力を失い、細胞間脂質が減ると水分の蒸発を防ぐ力や角質細胞を繋ぎとめる力が弱まります。つまり乾燥肌とはバリア機能が低下したお肌ということです。

乾燥がバリア機能を低下させ、バリア機能の低下がさらなる乾燥の原因となり、悪循環が続きます。乾燥肌を改善するためにはお肌のバリア機能を回復させることが重要です。

バリア機能の低下は「乾燥ニキビ」の原因に…

ニキビといえばオイリー肌にできるイメージがありますよね。しかし実際には、お肌の乾燥によってニキビができることもあります。

お肌が乾燥すると、防御力を高めるため皮脂が過剰に分泌されます。細胞が水分を失うと毛穴が開くので皮脂が溜まりやすくなり、バリア機能も低下しているため炎症を起こしやすくなります。

さらに古くなった角質を剥がすためにも水分が必要なので、乾燥肌はターンオーバーも正常に行われません。

間違った洗顔や保湿不足と、空気の乾燥などの外的要因が重なった結果、乾燥ニキビが慢性化してしまうこともあります。

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お肌のバリア機能を低下させる原因とは?

フェイシャルエステ
引用元:https://pixabay.com/ja/

お肌の乾燥とバリア機能の低下は相互に関係していることがわかりました。それではなぜ乾燥肌に陥るのでしょうか。お肌のバリア機能を低下させる原因を見ていきましょう。

体内の水分不足

いくら細胞内に十分な天然保湿因子が含まれていても、根本的に体内の水分が不足しているとお肌の乾燥は防げません。

水分不足には、水分摂取量が足りていない場合と、摂取した量以上に水分が排出されている場合があります。前者は寒い季節に、後者は暑い季節や胃腸の具合が悪いときに起こりやすいです。

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季節やエアコンなど外的要因

いくらお肌にはバリア機能が備わっているといっても、過酷な環境にずっと晒されていると次第に弱っていくのは当然のことです。秋冬シーズンはそもそも空気が非常に乾燥していますし、冷暖房の長時間使用によってより乾燥が悪化します。

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生活習慣の乱れ

規則正しい生活こそが美肌作りの基本です。逆にいうと、生活習慣の乱れは汚肌や乾燥肌の大きな原因です。

20代~40代は働き盛りでプライベートも忙しくなる年代です。外食ばかりや無理なダイエットで偏った食生活、慢性的な睡眠不足と運動不足、仕事や家事・育児で溜まる一方のストレス……こういった問題が積み重なった結果、酷い乾燥肌になってしまうケースは非常に多いです。

ホルモンバランスの乱れ

女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)には、お肌の保湿能力を高めたり、皮脂の分泌を抑えたりといった力があります。潤い美肌には欠かせないホルモンです。逆にプロゲステロンは皮脂の分泌量や食欲を増やします。

ホルモンバランスの乱れは、乾燥肌や肌荒れ、ターンオーバーの乱れなど、さまざまな肌トラブルの原因になります。

間違ったスキンケア

お肌を清潔に保つためには洗顔や入浴を適切に行わなくてはいけません。日本人は平均的に、潔癖に近いキレイ好きさんが多いこともあって、洗顔や入浴を頑張りすぎて、お肌の保湿に必要な皮脂まで落としてしまうケースが多いです。

また洗顔後や入浴後の保湿が不十分な人も少なくありません。

老化・加齢

人体や肌細胞の水分含有割合は、生まれたての新生児が最も高く、加齢とともに低下していきます。そして皮脂の分泌量が最も多くなるのは10代で、こちらも30歳ごろを境に急減します。

つまり歳を重ねると自然とお肌は乾燥していくものなのです。中高年が紙をめくるときに指をペロッとなめるのも、ある意味自然なことと言えるかもしれません……。

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乾燥肌の対処法は?

水滴
引用元:https://pixabay.com/ja/

それでは、お肌が乾燥してバリア機能が衰えてしまった場合の対処法や改善法をご紹介します。

水分補給

原因がなんであれお肌が乾燥しているということは、多かれ少なかれ体内の水分が不足しているということです。まずは水分補給を最優先しましょう。

「喉が渇いた」と感じたときには、すでに身体は軽度の脱水状態にあります。日頃から意識してこまめに水分摂取する癖をつけたいですね。寒い季節や冷房で身体が冷えていると喉の渇きを感じにくいので注意が必要です。

気温に関わらず冷たすぎる飲み物は避けるべきです。冷えは胃腸の働きを弱めるので、せっかく水分摂取しても吸収効率が悪くなります。またカフェインやアルコールは利尿作用が強いため、水分摂取には不向きです。

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入浴法の見直し

日本人は、世界で一番お風呂が好きな民族といっても過言ではないでしょう。賃貸物件でも浴槽付きの部屋が当たり前で、毎晩お湯につかる人が多数派という国は日本以外にありません。豊富な水資源や天然温泉のおかげで育まれた文化です。

入浴によって身体を清潔に保つことができます。しかし度が過ぎると、バリア機能を維持するために必要な皮脂まで落としてしまいます。例えば熱すぎるお湯や長風呂はNGです。乾燥肌を防ぎたいなら、お湯はぬるめの40度程度、入浴時間は20分程度に抑えましょう。

また洗浄力の強すぎる石鹸・ボディソープを使ったり、ナイロンタオルでゴシゴシ強く擦ったりするのも角質層を傷つける原因になります。保湿効果のある石鹸・ボディソープを柔らかく泡立て、優しくなでるように洗うだけで十分です。

さらにお風呂から上がったらできるだけ早く全身に化粧水やクリームを塗って保湿につとめるべきです。

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バランスの取れた食生活

忙しいとつい外食やコンビニフード、お弁当に頼ってしまいますよね。最近はへたに自炊するよりも安くつくこともあるのでなおさらです。しかし外食ばかりでは栄養価が偏ってしまいます。とくに野菜を摂るのは難しいです。

またダイエットのために糖質や炭水化物、油分を制限している方も多いでしょう。運動量が少ない方が摂取カロリーを減らすことは間違っていませんが、あまりにも厳しく制限しすぎると皮脂不足につながります。

美肌効果の高いビタミン・ミネラルを含んでいるものだけでなく、栄養の吸収を助ける食材も一緒に食べるべきです。またお肌がカサつかない程度に脂質を摂取し、その分運動量を増やしましょう。

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睡眠をしっかりとる

成長ホルモンは、傷ついた細胞の回復やターンオーバーも促してくれます。成長期の子供のイメージが強いですが、大人になっても分泌されます。

成長ホルモンは睡眠中の22時~2時に最も大量に分泌されます。この時間は美容のゴールデンタイムとも呼ばれています。22時就寝は難しくても、せめて日付が変わる前にはベッドに入りたいですね。

部屋を加湿する

気温が低いほど飽和水蒸気量も少なくなります。つまり同じ湿度50%でも、夏と冬では空気中の水分量は全然違います。また寒い部屋を暖房で暖めると、飽和水蒸気量が上がる分湿度が一気に低下します。

暖房を使うときは加湿も忘れないでください。加湿器がなくても、洗濯物や濡れたタオルを室内に干したり、水の入ったコップを置いたりするだけでも効果は得られます。

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まとめ:生活習慣の改善と保湿ケアの徹底を同時に行おう!

セイヨウナツユキソウのオイル
引用元:https://pixabay.com/ja/

乾燥肌とは、角質層のバリア機能が低下して潤いを失ってしまったお肌のことです。秋冬シーズンの空気の乾燥やエアコンの使いすぎといった外的要因と、個人の生活習慣が重なることによって悪化していきます。

お肌の乾燥を防ぎ乾燥肌を改善するためには、生活習慣を整え、同時に保湿に励むことが大切です。お肌のバリア機能や保湿能力は加齢とともに低下しますが、あなたの努力次第で乾燥の進行は遅らせられます。20代後半~30代に行ったスキンケアは、10年後に素晴らしい効果を発揮します。

乾燥肌対策を徹底して、同世代から一歩抜きんでた若々しい潤い美肌を目指しましょう!

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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