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【2018年】秋の夜長はのんびり読書。おすすめの電子書籍アプリまとめ

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「読書の秋」という言葉があるくらい、過ごしやすい秋は読書向きの季節です。スマホはさまざまな娯楽を提供してくれる素晴らしいデバイスです。SNSのチェックや動画視聴も楽しいですが、たまには電子書籍で読書をしてみるのはいかがでしょうか? 電子書籍は買い切りだと高く感じますが、安く楽しむ方法はいくつもあります。自分にあった電子書籍アプリをみつけて、楽しい読書ライフを送ってください。

秋の夜長に読書はうってつけ

引用元: https://pixabay.com/ja/

「〇〇の秋」という表現がさまざまなものごとに使われるのは、気候のよい秋は何をするにしても気持ちよく過ごせるからでしょう。わたしは毎年「食欲の秋」を堪能し、「天高く馬肥ゆる秋」を体現する人になっています(笑)

さて、ここ10~20年の間にすっかり人気が落ちてしまった感が強いのが「読書の秋」だと思います。書籍の売り上げは年々減る一方です。スマホが広く普及した現在、読書に時間を割く人が減ったということでしょう。

出版業界全体が不況に陥っているのは間違いありません。紙の書籍の売り上げは壊滅的です。しかし電子書籍の売り上げがここ数年で飛躍的に伸びていることもまた事実です。

紙の本が好きで電子書籍を食わず嫌いしている人は結構多いのではないかと思います。逆に読書が好きではなくて、ネットはよく利用するけれど「電子書籍」は敬遠している人もいるはずです。また電子書籍は紙の本と同じ値段だと高く感じるというのも理解できる感覚です。

しかし今は「Kindle Unlimited」のような定額サービスもありますし、アプリごとに割引フェアが開催されています。上手に利用すれば定価より安くたくさんの本を読むことができます。

この記事では人気の高い電子書籍アプリをご紹介します。

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Amazon Kindle

電子書籍といえばやはり「Kindle」が充実しています。

「Kindle(キンドル)」はAmazonが提供する電子書籍サービスの総称です。電子書籍用のタブレット端末が有名ですが、端末がなくてもKindleアプリをスマホにインストールすればAmazonで取り扱っている電子書籍を読むことができます。

Kindle Storeでは世界中のさまざまな書籍を取り扱っています。Amazonはアメリカの企業なのでやはり英語の本や雑誌、新聞、オーディオブックが一番充実しています。洋書や海外の雑誌を読みたい人にはKindleがオススメです。

日替わりサービスをチェックしておけば安く買えますし、Kindle本の購入でポイントを貯めることもできます。

月額980円をどうとらえるか

「Kindle Unlimited(読み放題)」というサービスがあります。月額980円を支払うと、Unlimitedに指定された本や雑誌が読み放題になります。

日本でサービスが開始されたときは、ユーザーが一気に無料で読める漫画に殺到したため、Amazonが数か月分用意していた予算を数日で使い切るというハプニングもありました(笑)

そういった経緯もあって、すべての本が読み放題に指定されているわけではありませんが、ラインナップを見ているとわりと人気の本が揃っているように感じます。また「読んでみたいとは思うけど、お金を出すほどでもない」という絶妙なラインの本もよく読み放題化するので、それなりに読む人にとってはいいサービスだと思います。

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Kinoppy(キノッピー)

「Kinoppy(キノッピー)」は紀伊国屋書店の電子書籍サービスとそのアプリです。日本の企業が作ったサービス&アプリなので、日本の出版物の取扱量が多く、アプリの使い方も日本人ユーザー向けです。

日本の書店と出版社を応援したい人や、紀伊国屋をよく利用する人はオススメです。

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楽天kobo

「楽天Kobo 電子書籍ストア」は、日本のネット通販大手の楽天が提供しているサービスです。Amazonと同じように、楽天Koboで電子書籍を購入すると楽天スーパーポイントを貯めることができます。

Amazonは外資ゆえの制限があります。日本はコミック文化が発展していて、アダルト・グロ表現に対する規制が諸外国よりゆるめです。表現規制の問題は常に議論が交わされていますが、現状ではAmazonで取り扱えない内容の本もKoboなら買えます。

アダルト表現といえば男性が読む過激な本を想像するかもしれませんが、レディコミや女性向けの恋愛もの(TL小説、BL漫画など)も規制の対象になりえます。

かつて大ブームを巻き起こしたカナダの「ハーレクイン」にはアダルトでエロティックな印象がありますが、実際に読んでみると直接的な表現はほとんどありません。日本の恋愛小説や恋愛漫画は、かなり過激です。

少し話がそれましたが、楽天を利用する機会が多い人におすすめのアプリです。

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BookLive! Reader

「BookLive!(ブックライブ)」は凸版印刷の子会社・株式会社BookLiveが運営する電子書籍サービスとアプリです。後述の「BOOK☆WALKER」とも本棚を提携していて、国内の漫画やラノベ、恋愛もの、エンタメものを読むなら、一番お得かもしれません。

楽天EdyやモバイルSuica支払いができて、Tポイントも貯められます。他社の出版物を配信するだけでなく、BookLiveオリジナルのコンテンツ作りにも力をいれています。無料でオリジナル漫画の連載が読めます。

かわるがわる割引フェアやポイントフェアを行っているので、他のアプリに比べてエンタメ系の本をかなりお得に読むことができます。フェアのメインは男性向けライトノベル(コミック)ですが、女性向け恋愛レーベルにも力が入っています。

アプリ内での購入金額に応じてポイントが付与されるので、利用すれば利用するほどお得になっていく仕組みです。

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Book☆Walker

「BOOK☆WALKER」はKADOKAWAグループの子会社・株式会社ブックウォーカーが運営する、電子書籍配信サービスとアプリです。KADOKAWA系の本が好きな人にオススメです。

BookLive!とは本棚を提携していて、BookLive!で購入したKADOKAWA系の本を「BOOK☆WALKER」で読むことが可能です。アプリをまたいで読めるということです。

KADOKAWA系列のアプリということでやはりライトノベルが一番多いのですが、エンタメ全般に強いアプリです。女性向け恋愛レーベル(TL、BL)も非常に豊富です。最近はネット配信限定の面白い作品が多いので、要チェックですね。

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dブック

「dブック」はDOCOMOが提供している電子書籍配信サービスとアプリです。DOCOMO以外のキャリアの人(au、SOFTBANK、その他格安SIM)も利用できます。定額雑誌配信サービス「dマガジン」との連携が最近強化されています。

配信雑誌数が多いdマガジンと比べると、dブックは少しパッとしない印象がありますが、やはり「dポイント」を貯められるのが最大の利点でしょう。他のアプリに比べるとオタク度が低いのも特徴的です。

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パピレス

電子書籍パピレスは、株式会社パピレスによる、日本最古の電子書籍配信サイト(サービス)です。なんと1995年11月から続いています。

パピレスでは主に小説を取り扱っています。女性向けの恋愛小説(TL小説、BL小説)とライトノベルが多数配信されています。サンプルをしっかり読ませてくれます。

ポイントを先に購入して利用します。1ポイント=1円換算です。

Renta!

「Renta!」はパピレスの姉妹サービスで、漫画を中心に電子書籍を「レンタル」できます。チケットを先に購入して利用します。48時間限定レンタルと無期限レンタルがあります。恋愛漫画をたくさん読みたい人にぴったりです。

レンタル式なので、読める時間が限られている代わりにとても安く利用できます。最安値は1冊100円(48時間)なので、毎日寝る前に1冊という借り方もできますね。

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青空文庫ビューアー

青空文庫では著作権が切れた本がボランティアの手によってデータ化されています。iOSとAndroidそれぞれから、青空文庫に収められたデータを読むリーダーが無料でリリースされています。

青空文庫の一部はKindleアプリでも読めるのですが、青空文庫専用のアプリの方が読みやすいです。過去の文学作品を楽しみたいなら、青空文庫がおすすめです。学生時代には「国語の勉強」としか思えなかった小説も、大人になって読んでみると意外と面白いです。

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まとめ:電子書籍は荷物が増えないから便利

引用元: https://pixabay.com/ja/

たくさんのアプリをあげましたが、どれも一長一短です。どのようなジャンルが読みたいか、そしてどのポイントを貯めているかで決めましょう。「Kindle」は世界で一番有名でユーザー数も多いのですが、使いにくさもトップクラスです。日本のサービスは日本人に特化していて使いやすいのですが、Kindleと比べるといつサービスが停止するかわからない怖さはあります。

「楽天Kobo」(楽天ポイント)、「BookLive!」(Tポイント)、「dブック」(dポイント)…これら3つと、「Kindle」があればほぼ不自由しないと思います。

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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