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恥ずかしがっている場合じゃない! 男性も日傘をさして直射日光から身体を守ろう

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女性の間ではすっかり日焼け対策として浸透した日傘。折り畳み傘や晴雨兼用傘もあるので、急な夕立にも対応できます。最近は職場に持ち込めるスッキリとしたデザインのものも増えています。男性用日傘も開発されていますが、「男が日傘なんて」と敬遠されているようです。彼や夫、父親を熱中症から守る為に、日傘の使用を勧めてみませんか?

日光を物理的に遮るのが一番の紫外線対策

引用元: https://www.photo-ac.com/

気象庁が緊急会見を開き「災害レベル」と表現する2018年の猛暑。この記事を書いている7月27日(金)は、台風12号が近づいてきているため最高気温は30℃程度まで下がって涼しく感じるのですが、昔の夏はこのくらいが普通だったんですよね……。

紫外線が老化の大きな原因であると周知された現在、日傘をさすことは当たり前になっています。21世紀に入ったばかりのころは、お年を召した奥様と一部の愛好家だけが使っていましたが、今では立派な紫外線対策&暑さ対策になっています。

日傘が広く普及するにつれフリルだらけのデザインが見直され、雨傘と見た目の差が少なくなりました。機能面でも、折り畳み傘や晴雨兼用傘が発売され、持ち歩きやすくなっています。

現代の若い女性が持ち歩いている日傘は、紫外線を遮ることが目的ですが、もともと日傘は人工的に日陰を作るのが目的でした。

気温が27℃を超えると熱中症患者が増え始めるといいます。2018年7月は朝起きたときの気温が30℃を上回るような、異常な暑さが連日続きました。太平洋高気圧とチベット高気圧が二重に重なっているからです。台風が過ぎたあとは、8月上旬まで再び酷暑が続くと予測されています。

この暑さは人の命を容赦なく奪います。日向に出るだけで頭がクラクラしますよね。日陰にいても辛いですが、直射日光が当たらない分体力の消耗具合はマシになります。

ここ数年で、男性でも日傘をさす人をチラホラ見かけるようになりましたが、まだ普及するにはいたっていません。

人目を気にしている場合ではないと思います。今まで「女性の持ち物」と思い込んでいたものを使うのは恥ずかしいかもしれませんが、一度日傘をさして外を歩くと、快適さが理解できると思います。「日陰を持ち歩く」と考えてください。

……と、男性に向けて言ってもなかなか広まるものではないと思います。そこで、私たち女性から、身近にいる大切な男性(彼、夫、父親など)に男性用日傘をプレゼントしてみませんか?

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見た目は黒系統の雨傘と同じで持ち歩きやすい

引用元: https://item.rakuten.co.jp/higasa/0587/

女性用日傘がブリブリフリルを脱して、実用的で普段着に合わせやすいデザインに変わっていったのと同じくして、男性用の日傘も開発されました。

といっても日傘に男女の区別はないので、男性が持ちやすい黒を基調としたデザインの傘が作られたということです。

都内では2~3年前からチラホラ「日傘男子」を見かけるようになりました。紫外線による老化は男性の肌にも容赦なく襲い掛かりますし、男性の中にもちょっとした日差しで火傷のような症状がでる人もいるでしょう。文化系色白男子の魅力も見直されています。

日傘を持ち始めた男性はみな「常に日陰にいられるから涼しい」「快適」と言います。しかしやはり、日傘=女性というイメージが強いんでしょうね、あまり普及はしていませんでした。

しかし2018年の夏は非常に暑く、男性用の日傘の販売数が急増しているそうです。

去年までに比べると普及しつつあるとはいえ、まだまだ男性の大半は日傘をさしていません。殺人的な直射日光から身体を守る為に、日傘を購入してもらいたいものです。

埼玉では「日傘男子広め隊」によるPRも!

埼玉県では暑さ対策の一環として「日傘男子広め隊」が活動しています。

埼玉県熊谷市は全国で一番暑い街です。2018年7月23日には、国内最高となる41.4℃を記録しました。成人女性だけでなく、成人男性や子供にも日傘を広めるのが急務というわけです。

埼玉県のHPには日傘を導入した男性たちの写真が多数掲載されていますが、やはり大勢の人が使っているとまったく違和感はありません。

「いのちだいじに」で説得しよう

引用元: https://www.photo-ac.com/

弟に「なんで日傘使わないの?」と訊いたことがあります。答えは「男は日焼けに憧れるものだ」とのこと……。小学生のころからスポーツを続けてきたにも関わらず全然日焼けしない弟にとって、日焼けのチャンスを奪うなんてとんでもないらしいです。

彼にも同じ質問を投げかけたところ「恥ずかしいじゃん。『こいつ、男のくせに女みたいな格好してる』って思われたらイヤじゃん」だそうで。男性にとって日傘をさすのは、スカートを履いて出歩くのと同じくらいハードルが高いようです。

父と同世代のアラ還オジサンにも訊いてみました。「若かったら挑戦するかもしれないけど、どうもフリルのイメージが離れなくて」。いやいや、デザインは雨傘と同じですよ。とりあえず女物を使うのに抵抗があるのは伝わってきます。

確かに私も明日から急に「下着をふんどしにして」と言われたら抵抗があります。女性用のふんどしが販売されているのも知っていますが、なんとなく嫌です。

それでも大事な人には健康でいてほしいので、ドラクエ風に「いのちだいじに(命を最優先に行動して)」とお願いしてみましょう。間違いなくしぶい顔をされると思うので、上でご紹介した「日傘男子広め隊」の活動を教えてあげてください。

折り畳みタイプの持ちやすい日傘をプレゼントしたり、一緒に買いに行けるといいですね。

個人的には電車内の汗だくの人が少しでも減ってくれるとありがたいと思います(笑)

結論! 日傘は日陰を作るアイテムだと思おう

引用元: https://www.photo-ac.com/

男性陣が日傘に抵抗感を持つ気持ちはよくわかります。いくら男女平等を標ぼうする社会でも、男性と女性は違う生き物だからです。でも日差しは男女関係なく降り注ぎます。男性は女性より体力があるので、日傘で日陰を作って持ち歩けば、熱中症にかかる確率がぐっと下がるでしょう。頑張って大事な男性を説得してください。

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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