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熱中症と日焼けが心配! 真夏のガーデンウェディングに呼ばれたときの対処法とは

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結婚はめでたいことです。できれば気持ちよくお祝いしてあげたいですよね。でも真夏のガーデンウェディングは、肉体的な負担が酷すぎてゲンナリする気持ちもわかります。ガーデンウェディングに行かねばならないときの対処法をご紹介します。

ガーデンウェディングは素敵だけど負担大

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個人の価値観が尊重されるようになった現代、結婚披露宴も様々なプランが用意されています。一部の花嫁に人気なのが「ガーデンウェディング」。キレイな庭園で行われる披露宴です。

確かにガーデンウェディングは素敵です。庭の緑や空・海の青に白いウェディングドレスが映えます。非常にフォトジェニックです。ごく普通のホテルの一室で、金屏風の前に並んで写真を撮るよりもずっとオシャレです。ドラマの1シーンのようで、花嫁の主役度が増すように感じます。

お祝いするのはやぶさかではありません。ガーデンウェディングも気候さえよければ楽しいと思います。問題は、日本の夏は非常に過酷だということです。

高温多湿の日本の夏、直射日光のあたる屋外に長時間いると命にかかわる事態に発展しかねません。日常生活でも熱中症を起こすことがあるのに、かしこまった格好で数時間シャンとしていなきゃいけないなんて、ほぼ拷問です。

真夏のガーデンウェディングに呼ばれてしまったときに、自分の命を守る方法を考えてみました。

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ガーデンウェディングとは

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そもそもガーデンウェディングとはどのような結婚披露宴なのでしょうか。

従来の結婚式・披露宴はホテルの宴会場や、結婚式場の専用広間を貸し切って行うのが一般的でした。部屋の奥に高砂(新郎新婦が着席するひな壇。背後に金屏風が置いてあることが多い)があり、招待客は席次表に従ってテーブルに着きお祝いします。

ガーデンウェディングは結婚式や披露宴を屋外(庭園)で執り行います。

結婚式場がガーデンプランを用意している場合もありますし、庭園が有名なレストランを借りることもあります。

暑くも寒くもない季節の晴れた日なら素敵なパーティになりますが、夏と冬は残念ながら9割がた地獄になると覚悟してください……

熱中症対策と日焼け対策を徹底して!

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木陰が多いガーデンもありますが、そうでない場合、招待客の席は日差しに晒されることが多いです。またテントが用意されている場合でも昼間~夕方の式だと気温が30℃を超えます。熱中症と日焼け対策を万全にして臨みましょう。

熱中症対策

ガーデンウェディングに招待されるときに、テントの有無や空調(扇風機など)の有無、どの程度水分補給できるのか、式場付近の平均的な気温などは聞いておきましょう。

女性はたいていの場合ドレッシーなワンピースを着て出席すると思いますが、暑そうだとわかった時点で、服で隠れる部分に「冷えピタ」のような冷感シートを貼っておくのが無難です。

ハンドバッグには上品なハンカチのほかに、ハンドタオルや扇子も入れておかねばなりません。持ち込みが可能なら折り畳み日傘も用意しましょう。また着ていくワンピースも、濃紺のような黒に近い色は避けてください。

トイレで中座は失礼だと感じるかもしれませんが、夏場のガーデンでは自分の身を守ることが最優先です。遠慮せず水分補給してください。

日焼け対策

木陰にいる時間が多くても、屋内の式とは比べ物にならないほど大量の日差しを浴びることになります。日焼け止めは、強力なスポーツ用のものを使いましょう。水泳もできるウォータープルーフのものがオススメです。

あらかじめ日焼け防止効果のあるサプリやグミを食べておき、式が終わったらすぐにスキンケアをしましょう。日差しを浴びた後の対策は、短時間で行うほど効果が高くなります。

虫除け対策

屋外かつ緑の多い場所で行うため、とにかく虫が大量に飛びます。蚊などは人の体温や汗に反応して寄ってくるので、あらかじめ虫除けスプレーを全身に振りかけておかないと、露出部分をめちゃくちゃに刺されます。

デザートビュッフェは食べない

もちろん結婚式場は細心の注意を払っていますが、炎天下に出された食べ物は衛生面が気になります。ガーデンウェディングではデザートビュッフェが用意されている場合が多いのですが、あまりにも暑い日は食べない方が無難でしょう。

ときには欠席する勇気も必要

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結婚式の主役は花嫁です。だから花嫁の夢がいっぱいに詰め込まれているのが当然です。相当な無茶ぶりでもない限り、友人の夢をかなえてあげたいと思うのが人情というものでしょう。

しかし残念ながらお祝い事の席では「人間性」が丸わかりになってしまうことも多いのです。

新郎新婦が招待客のことをきちんと考えているなら、テントやパラソルをたくさん用意してくれるでしょうし、そもそも真夏にガーデンウェディングを強行しないでしょう。

花嫁がドリームに浸りすぎていると感じたら、「欠席」を選ぶ勇気も時には必要です。自分の立場で考えると、いくら自分が主役とはいえ友人や親族を炎天下にさらしますか?

新婦が聞く耳を持っているようなら「正直、暑すぎて倒れるかもしれないから、もっと招待客の体調を気遣ったプランを追加してほしい」と頼んでみましょう。

一人だけ欠席するのも悪いなぁと感じたなら、同じように招待されている友人同士で話し合って、「お祝いしたいのはやまやまだけど、体調的に無理です」と謝罪して欠席しましょう。そこで考え直してくれるような新婦なら、今後もお付き合いを続けていけると思います(苦笑)

結論! お祝い事でも無理は禁物

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ガーデンウェディングに憧れる気持ちは同じ女としてわかりますが、現代の日本の気候は非常に過酷です。毎年のように多くの人が熱中症で亡くなっています。お祝いの気持ちも大事ですが、それ以上に自分の命や体調も大事です。真夏のガーデンウェディングに招待されている皆さん、どうぞ身体にきをつけてくださいね。

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VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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