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花粉症のレーザー治療って効果あるの?費用や痛みなどの疑問も解消!

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花粉症シーズンに、花粉症状で悩まされる人は本当に大変ですよね。天気や気候に寄って多少の差はあっても、シーズン中は毎日が花粉との闘いです。薬を飲む事がキライな人にはレーザー治療という方法もあります。

はじめに

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花粉症持ちだけど、薬には頼りたくない!という人も多くいます。特に仕事中や子育て中に花粉症状を抑える薬を飲んで眠気が出て困ってしまうという人などは、悩みの種ですよね。

花粉症状を抑えるためのレーザー治療は、痛いのではないか?とか、治療後に匂いに対して鈍くなってしまう、レーザー治療の独特の臭いが鼻に残るなどと巷で噂されていますが、実際はどうなのでしょうか。

レーザー治療は一度やったら、永久脱毛のように永久に解決すると思われがちですが、実際には治療をする病院や花粉症患者本人の個人差で異なりますが、焼く1~3年程度と言われています。

1度の通院では治療は終了しないし、術後に通院しなくてはなりません。これらを踏まえてレーザー治療のためにきちんと時間の取れる人には良いかも知れません。今回は花粉症に対するレーザー治療はどんなものなのかをご紹介します。

花粉症へのレーザー治療の効果

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花粉症シーズン中に毎日、滝のようにノンストップで流れ出る鼻水や、夜中の快眠の大敵である鼻詰まりがツラくてツラくてたまらない!という人には、アレルギー性鼻炎の原因になっている下鼻甲介粘膜という部分を炭酸ガスレーザー(CO2)で焼く、鼻粘膜焼灼術(びねんまくしょうしゃくじゅつ)という方法と、下鼻甲介粘膜を切除する2つの方法があります。

下鼻甲介粘膜焼灼術

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花粉症でツラい鼻詰まりのある人には、かなり効果があると言われているのが下鼻甲介粘膜焼灼術と呼ばれる方法です。1年を通してアレルギー性鼻炎でつらい思いをしている人にも副作用がないことから知名度が上がってきています。

この方法は、近年レーザー治療の主流となっている治療法です。下鼻甲介粘膜の表面をレーザーを使って焼き削り、花粉やアレルゲンが付着してもアレルギー反応をしにくくなるという治療法です。

鼻詰まりと、臭いがわからなくなってしまう鼻の異常などの花粉症状だけでなく、女性のお悩みでもある「いびき」に悩まされている人に、絶大な効果を発揮すると言われています。

下鼻甲介粘膜に、かなりの負担をかけてしまう治療法ですので、毎年予防接種のように治療をすることは出来ません。効果も個人差が激しく、1~3年程度と言われています。

下鼻甲介粘膜切除術

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こちらは、レーザーで下鼻甲介粘膜と、鼻の粘膜を切除して鼻詰まりを改善する方法です。切除する粘膜の範囲や、その深さによっても様々な方法があるのが特徴です。

このレーザー治療を受けた患者の役9割以上の人が、鼻詰まりが改善されたという結果が出ています。花粉症状のクシャミ・鼻水・鼻詰まりの3大症状が改善されたという人は7割以上とも言われています。

術後の傷が完治するまでには2か月以上かかります。鼻の粘膜を切除する方法なので、鼻の過失や加温機能が失われてしまうという不具合が起こります。確実に100%、花粉症状が治まる訳ではないことを理解しておきましょう。

花粉症のレーザー治療の費用はいくら?

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花粉症などのアレルギー性鼻炎のレーザー照射治療には、下鼻甲介粘膜焼灼術でも、下鼻甲介粘膜切除術でも医療保険が適用となっています。

レーザー治療費用の相場は、片方で5000円、療法で10000円前後となっていることが多いようで、これに診察代や検査の費用がかかります。病院や施設によって、多少の差がありますのでレーザー治療を考えている人は、事前に金額を確認しておきましょう。

1度だけで終了するものではなく、術後に数回通わなくてはならないので、一般的な市販薬を買うよりは高額になります。初診の時点で、よく相談してトータルでかかる金額をしっかりと把握しておきましょう。

治療代金の他にも、術後の痛み止めの薬代などが必要になります。市販の痛み止めよりも、きちんと病院で処方してもらった方が効き目は確実です。

花粉症治療のレーザーは痛みがあるの?

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花粉症に悩まされていて、薬を飲むのが面倒な人などはレーザー治療を!と考える人もいると思います。でも、その時にレーザー治療って興味はあるけど痛くないのかな?と思いますよね。

花粉症のレーザー治療では、局所麻酔を使って施術するので、心配するような術中の痛みなどは一切ありません。しかしながら、術中に使用する器具などで痛みを感じる場合もないとは言い切れません。

レーザー治療後、1週間程度は引きつるような痛みや、出血があります。下鼻甲介粘膜切除術で治療した人は、歯がしびれる痛みを感じることがあります。

花粉症の3大症状である、クシャミ・鼻水・鼻詰まりが施術によって、鼻の粘膜が傷ついてしまうことによって、腫れやかさぶたなどの炎症が起きてしまいますが、次第に傷と共に改善するので心配はいりません。

花粉症のレーザー治療はいつ始めればいいの?

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花粉症治療にレーザー治療を選択した人は、いつから始めたら良いのかと悩みますよね。花粉症の時期は毎年の気温や気候にも左右されるので、始まる時期がいつからとは断言ができません。

レーザー治療で花粉症対策をする場合には、花粉が飛び始める時期までにはレーザー治療を必ず終わらせておかなくては効果がありません。

花粉症状の鼻水・鼻詰まり・クシャミが出てしまってからでは、鼻の粘膜が水分をたっぷりと含んでしまうので、きっちり照射することが不可能になってしまいます。

かと言って、あまりに早くレーザー治療を始めてしまっても、花粉症時期まで間隔が開くことによって焼いた鼻の粘膜が再生してしまいます。こうなると、治療したのにもかかわらず花粉症状を発症してしまいます。

時期的には前年の11月頃から2月までの間が望ましいと言えますが、花粉状況には気を配りながら、医師と相談することをおすすめします。

一般的に多いのは12月頃からの治療ですが、住んでいる地域によっても花粉の飛散時期が異なるので、自分の地域の花粉症の時期を上手く見定めるようにしましょう。

まとめ

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いかがでしたか?

花粉症の対策として、レーザー治療は効果が高いと言われていますが、最長でも3年位の期間です。早い人では1年程で効果がなくなってしまいますが、鼻の粘膜の負担を考えると毎年の治療はできません。

鼻水や鼻詰まり、クシャミと共に目のかゆみや涙にも効果があるという場合と、甲がないと言われている場合があります。目のかゆみなどには花粉症専用の目薬を使用しなくてはなりません。場合によっては、内服薬を服用することが勧められています。

数回の通院や術後のケアなども、怠らないようにしっかりと治療しなくては効果がありません。
venga
VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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