Lifehack

これで快適!洋服の保管と管理の方法を学んでオシャレを楽しもう

Lifehack
衣替えのとき、昨シーズンぶりに出した洋服が黄ばんでいたり、虫に食われていてテンションガタ落ちになるという場面、他人事ではない方も多いのでは?今回はそんなお悩みを一挙解決する「洋服の管理と保管」についてまとめています。しっかり学んで、いつでもサッパリした気分でおシャレを楽しんで下さいね。

はじめに

image16
http://www.photo-ac.com/
ここ数年の異常気象は、皆さん痛感しておいでのこととと思いますが、筆者の周りでは特に2016年の夏の衣装管理に失敗したという主婦の方が目立ちました。

特徴としては、雨が多かったのと気温が高かったということによるものと思われますが、「まさかカビるなんて!」「まさかこんなに痛むなんて!」という悲鳴は、今まで聞いたことがなかったところからも聞こえてきました。

今後は、今までよりしっかりした衣装管理の知識の価値が高まるのではないかと思った一場面です。

ということで今回は、この先ずーっと役立つ衣装管理の知識をサクッとまとめました。

意外と知らない洋服の管理方法

洋服保管の基本条件とは?

image18
http://www.photo-ac.com/
「保管方法」というと、「何に、どのように保管すればいいのか?」ということに考えが行きがちですが、まず基本条件は保管するときの衣類の状態です。

カビ・虫食い・黄ばみの全てに共通することですが、汗・汚れ・シミが付いたまま収納することは絶対に避ける必要があります。

ニットやスーツの場合、確かに洗濯やクリーニングのしすぎは生地が傷む原因になるので、衣替えでもなければ小まめなブラッシングが推奨されますし、皮革製品の場合は乾いた布での乾拭きや、専用クリーナーの使用が良いとされます。

しかし、これらも衣替えのときにはクリーニングに出すなどして、しっかり汗や汚れ、シミのない状態にしてからしまいましょう。

また、意外にも盲点なのが、クリーニングから帰ってきた衣類の保管方法です。

ときどき小耳に挟むのが、クリーニングの袋に入れたままクローゼットに入れてしまうというケース。しかしこのビニールの中は実は湿気がこもっていることが多いのです。

ということは、折角クリーニングに出しても、そのままではカビの恐怖はまだまだある!ということ。

ですので、クリーニングから帰ってきたお洋服は、袋から出して、しっかりしたハンガーにかけて、天気の良い日に半日ほど陰干しするのがおススメです。
さっぱりしたお洋服は、クローゼットに入れる場合には埃除けのカバーなどをつけて収納し、収納ケースなどの場合は防虫剤を一番上にポンポンと置きましょう。

防虫剤の使い分けと注意事項

image12
http://www.photo-ac.com/
ひとつの収納ケースに複数の種類の防虫剤は使わないで下さい。

複数の防虫剤を混在させると化学反応を起こしたり、臭いがきつくなったりする危険性が高まります。必ず、防虫剤はひとつの収納ケースに一種類だけを使用してください。

また、化学反応を起こす可能性は防虫剤同士の問題だけではありません。

収納ケースの素材次第では適さない防虫剤もありますので、使用上の注意なども必ず読んで下さいね。それから、開封後1年経つなどの使用期限の切れたものを取り替えるのも忘れずに。

また、特に湿気の多い梅雨時から夏にかけては、クローゼットや収納ケースなどの近くに除湿剤も設置するなども有効です。

季節毎のポイント

image14
http://www.photo-ac.com/
季節に応じて気を付けるポイントも、もちろんあります。まずは秋から春のニットやウール・皮革製品などの割合が高くなる季節について。

これらの素材は洗う度に傷んでいくと思ってもいいので、如何に洗濯回数を減らして、綺麗に使用するかが鍵です。ブラッシングや乾拭き、陰干しを普段から心がけましょう。

また、冬物を春から秋まで長期保管する場合で特に気を付けたいのは、虫食い予防。しっかり汚れやシミを落として、防虫剤を入れて保管しましょう。

夏季は普段使いの洋服の収納にも、一工夫することをおススメします。

特に湿気が多いシーズンなので、タンスやクローゼットに除湿剤を使用したり、扇風機などで送風して湿気が溜まるのを防ぎましょう。また、汗をかきやすい季節ですので、洗濯はこまめに。

種類別おすすめの保管方法

普段着には収納袋

image15
http://www.photo-ac.com/
しっかり洗濯やクリーニングがされた衣類たち。湿気もなく、シミや汚れもないですね?ではいよいよ、それぞれの保管場所へ…。

まずはかさばらず、一番手軽な収納袋。

100均のものでも意外としっかり真空出来るものがあります。ジップロックのような口のものもありますが、もっとしっかり真空したければ袋上部にダイヤルのように回す部分があって、中の空気を絞れるものもあります。

Amazonなどでも様々な種類の商品がありますので、必要に応じて選べますね。

こういった収納袋はシワが気にならない普段着や、かさばるダウンジャケット、さらには半年位は出番がないような寝具類などに便利です。

スーツなどには衣装カバー

image13
http://www.photo-ac.com/
衣装カバーといっても、最近はいろいろなタイプが出ていますね。

1着ずつカバーするもの、何着かまとめてカバー出来るもの、ポールハンガーの上にカバーとして乗せるもの…。

基本、長期保管する洋服については、1着づつカバーするもので、それぞれの衣類にあった長さのものを使うという形が良いでしょう。周りからの埃や湿気から守られて、シワにもならない…。

では、何着かまとめてのタイプは?こちらも一緒に入れる洋服が全て汚れやシミ、埃がないものであれば一緒に保管でも良さそうですが、詰め込み過ぎないように注意が必要です。

衣類管理の大事なポイントのひとつは湿気を避けること。詰め込み過ぎると湿気が逃げにくいので、気を付ける必要があります。

湿度管理上、クローゼット自体の理想的な状態も、使用可能量の8割以下の量で使用することが望ましいそうです。

やってはいけない!危険な段ボール

image08
http://www.photo-ac.com/
衣類の保管で一番選んではいけないのがコレ!段ボール。

引っ越し時のまま、次のシーズンまで開けなくてもいいや~みたいなこと、している人はいませんね?

例えば、春に引っ越して、ひと夏越して秋に段ボールを開け、そしてその段ボールに夏物をしまい…。これは絶対やめましょう。

収納棚に保管するものとして、段ボールはとても危険です。

季節を問わず、ダニの格好の棲み処になります。段ボールの中だけではなく、その周りも同様です。

何が危険かといえば、ダニに刺されるだけではなく、ダニ自体がアレルゲンです。それも、日本人が一番アレルギーを引き起こしている、正真正銘のぶっちぎりNo.1のアレルゲンなのです。

衣類のコンディション以前に、あなたのコンディションの為に、段ボールでの保管はやめましょう。

人気上昇中!便利で安全な洋服保管サービス

image10
http://www.photo-ac.com/
実はいろいろなクリーニング会社で実施されている「洋服保管サービス」。メリットが多いということで、かなり注目を集めているようです。

仕事帰りにクリーニング屋さんに寄るような面倒はなく、自宅からまとめて発送できます。

更に最近では、クリーニングした衣類を、そのまま次の衣替え時まで保管してもらえるシステムが展開されており、「クローゼットが増えたような便利さ」が好評です。

また、コスパだけを考えたトランクルームですと、衣類を想定していないケースも考えられ、最悪な場合は温度管理のないコンテナに放り込まれることも考えなくてはなりません。

でも、クリーニング屋さんの洋服保管サービスであれば、むしろ自分であれこれ気を付ける必要もなく、理想的な状態で次のシーズンまで管理してもらえます。

料金はクリーニング屋さんによりかなりばらつきがあり、10点詰め放題で¥7,780~¥24,000という相場ですが、それぞれの会社さんで打ち出している特徴もあるので、何社かプランを比較して自分の好みに合う会社さんを見つけるといいでしょう。

上記は10点依頼の場合ですが、もっと数が増えるとよりリーズナブルになるケースもあります。

まとめ

image19
http://www.photo-ac.com/
一言で洋服の保管といっても、いろいろありますね。

洋服が自分の持ち物のかなりの割合を占める方は、多いのではないでしょうか?ということは、普段の洋服管理が上手くいくだけで、自分の身近な環境が劇的に改善する可能性も考えられます。

今まで何となく洋服管理が気持ちよく出来ていなかったという印象をお持ちだった方には、今回お伝えしたことを考慮して実践していただくことで、大きな環境改革になるかもしれませんね。

また、クリーニング屋さんの保管サービスを賢く利用することで、手間、時間、空間を飛躍的に快適化する方もおられるかもしれません。

まずは着手しやすいものから、試してみてくださいね。
venga
VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

の最新情報をお届けします

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。