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更年期障害はいつから始まる?どんな症状が起こるの?

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「更年期」とは閉経の前後10年のことをいい、更年期にホルモンバランスの影響で起こる様々な身体のトラブルのことを更年期障害といいます。日本の女性は平均50歳で閉経しますが40歳前半などで更年期に入る方も多いので、年齢で判断するのではなく体調で見極めましょう。女性なら誰もが通る道なので心に余裕を持ち、更年期障害を上手に乗り越えていきましょう。

更年期障害の症状とは?

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更年期の症状はあまり感じない人もいれば日常生活を送るのも困難なほど辛い症状がでる方もいます。以下の症状が一般的な更年期障害の症状として挙げられます。

● だるい
● 常に眠たい
● 不眠
● 疲れやすい
● のぼせ
● ほてり
● 多汗
● 手足の冷え
● 腰痛
● 肩こり
● たちくらみ
● 動悸
● 頭痛
● からだのかゆみ
● 肌荒れ
● めまい
● 尿トラブル
● 手足のしびれ
● イライラ
● 不安感

日によって症状も違うので、家族など周りの人に元気なときにしっかりと話し、理解して頂くことも大切なポイントです。

更年期障害による頭痛がひどい!対処法とは?

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頭痛がひどくて頭痛薬を飲んでも治らない。いったいどうしたら治るの?という疑問にお答えします。

なぜ更年期に頭痛が起こるの?

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更年期に起こる頭痛は実に7割の人が体感しています。閉経による女性ホルモンの急激な減少により、自律神経のバランスが崩れ血行が悪くなるのが頭痛の原因です。

頭痛を防ぐためには、女性ホルモンの1つであるエストロゲンを増やすことが大切です。エストロゲンを増やすには同じ働きをする大豆イソフラボンを摂取するのが効果的なので、積極的に摂取しましょう。

どうやったら更年期障害の頭痛を和らげられるの?

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更年期障害の頭痛はホルモンバランスが崩れることによって起こるものなので、頭痛薬はあまり効果的ではありません。ホルモンバランスを整える更年期障害のサプリメントを摂取するか、食事で大豆イソフラボンをとることをお勧めします。(豆腐や、お味噌汁、豆乳、納豆などがオススメです。)

また、リラックスしてストレスを溜めないことが大事なので、お風呂にゆっくり浸かるなど血行を良くすることで頭痛が和らぐと言われています。

更年期に起こるめまいはどう対処したらいいの?

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更年期になると頭痛に伴い、めまいが起こることがよくあります。めまいがすると、「何かの病気ではないのか?」「急に倒れてしまうのではないか」と不安になりますよね。

めまいは閉経による女性ホルモンの急激な減少により、エストロゲンが自律神経のバランスを崩すことで起こると言われています。

「病院に行くのはちょっと・・」という方はサプリメントや漢方もたくさんあるので一度試してみてはいかがでしょうか。

また食事で補いたい場合は大豆イソフラボンを普段より多く摂取してみましょう。大豆イソフラボンには女性ホルモンのエストロゲンと同じ働きをし、自律神経のバランスを整えてくれる効果があります。豆腐や豆乳、お味噌汁、納豆などの大豆製品を意識して摂取するとめまいを和げる効果が期待できます。

これって更年期障害症状?セルフチェックしてみよう!

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● 朝からやる気が起きない、体が重い
● 階段を登っただけで息が切れる

● 料理をしていたら手がこわばる
● 顔や上半身は暑いのに下半身は冷える
● 食事中、汗がとまらない
● 日中眠たすぎて何も手につかない
● ふと今後のことや、将来が不安になる
● おなかはすくけど食欲がない
● 買い物の荷物を持つとフラフラする
● 今まで気にならなかったことでイライラ

当てはまる症状が3つ以上ある方は更年期障害の可能性が高いです。50歳前後とは言われていますが、40代前半から始まる方も多いので、チェックが多かった方はここで「更年期障害」を知り、ゆっくりと身体を労わりながら乗り越えていきましょう。

更年期障害を治療することはできるの?

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更年期障害の治療は大きく分けて3つあります。
1.ホルモン補充療法
2.漢方薬
3.抗鬱薬

それでは3つの治療の特徴と効果を紹介させていただきます。

1.ホルモン補充療法

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ホルモン補充療法(HRT)とは、閉経により減少したエストロゲン、プロゲステロンを補充する治療です。日本では1.7%の女性がこの治療を受けています。保険が適用されるので自己負担も少なく更年期障害の悩みから解放されることが期待できます。

2.漢方やサプリメントによる治療

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漢方やサプリメントは「薬には抵抗がある。」「できれば病院には行きたくない。」という方におすすめ治療法です。

効き目は薬には劣りますが、副作用はなく長期間服用することができるのがメリットとして挙げられます。漢方薬はそれぞれに合ったものを処方されますので病院でご相談ください。

●更年期障害に対する三大処方漢方薬

当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
加味逍遙散(かみしょうようさん)
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)

3.抗うつ薬、抗不安薬での治療

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からだの症状よりも精神的な症状が多い方は病院で抗うつ薬や抗不安薬が処方されます。ストレスを取り除くことが大切なのでカウンセリングに通う方もいらっしゃいます。

また、のぼせ、ホットフラッシュ、肩こり、手足の冷えには自律神経調整薬が処方されます。こちらは副作用も少ないです。

まとめ

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更年期障害は主に女性ホルモンのエストロゲンが減少することにより起こる症状が多いため、改善するには自律神経のバランスを整えるサプリや大豆イソフラボンを摂取することをオススメします。

どうしても辛い場合は悩まず病院へ行き、少しでも痛みや辛さが和らぐように治療してもらいましょう。

様々なからだのトラブルには耐え難いものがありますよね。更年期には、介護や旦那様の定年、孫のお世話など非日常的なことも起こる時期ですのでストレスを溜めないよう、我慢や無理をせずに休めるときはしっかり休みましょう。

それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。皆様がキラキラした生活をお送りできますよう祈っております。

venga
VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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