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乾燥肌対策するなら絶対に知っておきたい湿度と温度の関係

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肌がカサつきやすい乾燥肌の人にとって、乾燥肌対策は切実です。秋冬が近づいてくると、少しでも肌を乾燥させずに過ごすための対策について、真剣に考える人も多いでしょう。冬の乾燥がなぜ起こるのか、少しでも乾燥を防ぐための対策などについてまとめています。

はじめに

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夏が過ぎて日差しが徐々に柔らかくなると、秋風とともに乾燥が気になる季節がやってきます。涼しくなるのはいいけれど、乾燥肌の人にとっては肌トラブルを抱えやすい、憂鬱な時期の始まりです。

乾燥が進むとなんとなく肌が突っ張る、メイクのノリが悪くなるといった肌の変化を感じることが増えてきます。それだけでなく、のどの痛みや目の渇き、ニットや金属のドアノブなどを触るとバチっと来る静電気など、肌以外のトラブルも発生しやすいですね。

クリニックや皮膚科を受診するほどではなくても、暖房やエアコンの効いた空間にいる時間が長いなら、普段乾燥が気にならない人でも乾燥対策は意識しておきたいもの。乾燥肌用の化粧水や美容液、ハンドクリームをまめに塗りなおしたくても、仕事中や就寝中は難しいですよね。

コスメを買い足す以外によい対策が見つからないからといって、冬の間をずっと熱帯雨林の国で過ごすわけにもいきません。都会に生きる女子なら知っておきたい湿度と温度の関係と、コスメ以外に試せる乾燥肌対策についてわかりやすくご紹介しましょう。

夏の湿度と冬の湿度の違いは温度にある

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人間にとって適度な湿度は50%~60%といわれています。東京や大阪といった太平洋側の都市部は、日本海側の郊外よりも冬の湿度は低くなる傾向にあります。都心部の真夏の湿度が80%程度だとすると、冬の湿度は体感的に20~30%のような気がしますよね。

ところが、気象庁が公開している2015年の東京の平均湿度は、1番乾燥している1月でも50%を大きく下がることはなく、50%~60%で推移しています。「じゃあ冬場に感じる乾燥は気のせいなの?」と思うかもしれませんが、この数字には湿度と温度が深く関わっているのです。

湿度の観測データや湿度計に表示される数字は「相対湿度」と呼ばれています。これとは別に「絶対湿度」と呼ばれるものがあり、この絶対湿度の数値は温度によって変化します。簡単にいうと、夏の暖かい時期と冬の寒い時期とでは、空気が水を含むことのできる絶対量が違うのです。

湿度50%でも温度が違えば水分は変わる

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たとえば、100人乗りの電車に50人乗っている場合と、50人乗りの電車に25人乗っている場合では、50人乗っている電車の方が人が多いにも関わらず、どちらも乗車率は半分の50%になります。夏の湿度50%と冬の湿度50%は一見同じ湿度のように見えても、空気中に含まれている水分の量が違うのです。

もともと夏よりも水分量が低いところに加えて、エアコンなどで空気の温度を上げると、乾燥は更にひどくなります。冬場にエアコンをつける場合、乾燥肌対策に加湿器の使用が大切なのはこのためなんですね。

では、乾燥肌対策としてエアコンをガンガンにつけて室内の温度を上げ、加湿器を何個も置いて加湿しまくればよいのかというと、そう簡単な話でもありません。窓やベランダなど、冷たい外気に接する部分があると、その部分に結露と呼ばれる水滴が発生します。せっかく湿度の高い環境を作ろうとしても、外気との温度差があると気体としての水分は増えずに窓が濡れるだけ、という結果になってしまいます。

結露を防いで乾燥肌を守る対策はある?

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結露が増えるとカビやダニの原因にもなり、肌だけでなく住まいにもダメージを与えてしまいます。乾燥肌対策として、結露を防いで室内の湿度を保つ方法としては、次のようなものがあります。

窓に断熱シートを貼る

外気の熱を窓に伝えないように、断熱シートを貼ることで結露を防ぎます。厚手のカーテンに変えたり、可能なら断熱ガラスや二重サッシに変えるとよいでしょう。窓下ヒーターなどで窓を暖めるのも、室外との温度差を少なくするのに役立ちます。

送風機をまわす

冷たい空気は下にたまりやすいため、サーキュレーターや送風機を使って部屋の温度を均一に保ちます。冷房をつけているときと同じように、暖房代の節約にもなります。暖房の温度を上げ過ぎないことも、乾燥肌対策には大切です。

加湿器は部屋の中心に

加湿器を窓の近くに置くのも、結露の原因になります。できるだけ部屋の真ん中において、送風機で循環させるようにします。また、加湿器から出る水蒸気が直接肌に触れると、お風呂上りのように肌から水分が蒸発して乾燥をひどくしてしまうことがあります。乾燥肌対策としても、加湿器は部屋の中心に置くのがよいようです。
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まとめ

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いかがでしょうか。寒い時期に湿度を保ちつつ、乾燥肌にうるおいを与える対策を取るのは難しい反面、とても大切なことですね。結露を防いでお部屋にダメージを与えず、風邪などのウイルスからも身を守りつつ、正しい知識で乾燥肌に快適な環境を整えましょう。

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