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花粉症になったら耳鼻科でOK?何科に行けばいいの?

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花粉症になっちゃったかも?と感じたら、まずどの科の病院に行ったらよいでしょうか。鼻水は出る・目はかゆい・頭痛がするなど身体のあちこちに症状が出た場合、何科へ行けばいいのか、分からなくなりますよね。ここでは、花粉症へ行ったら、何科を受診すればよいのか?どんな時期に受診すればよいのか?耳鼻科に受診する場合の時期や治療内容などについて、ご紹介します!

花粉症かも!病院での診察はどうすればいい?

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http://kisetsunobyoki.com/867.html
大気中には、さまざまな種類の花粉が一年中飛んでいます。どの花粉がアレルゲンとなって花粉症の症状になっているかは、しっかりと病院に受診して調べないとわからない場合が多いですね。

最も悪い例は、春に多いとされる花粉症のピークさえ過ぎてしまえば大丈夫、と症状があるのに何も対策せずに放置しておくことです。実は、花粉症によってさまざまな合併症(口腔アレルギー症候群や副鼻腔炎)が引き起こされ、ただの季節の症状で済まなくなる場合も多くあります。

そのためにも、症状が続いた場合は、病院へ行ってしっかり診察してもらうことをおすすめします。

花粉症になったら何科へいけばいいの?

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引用元:http://www.irasutoya.com/2017/03/blog-post_613.html
初めて花粉症にかかったら、何科を受診すればよいでしょうか?花粉症で受診できる科は、耳鼻咽喉科、耳鼻科、眼科などです。また、内科でアレルギー受診もできるところも多くなっています。

科の選び方
では、どの科を選ぶのか?といいますと、鼻水が出て、喉のたんやかゆみが我慢できない時は、耳鼻咽喉科。目のかゆみもあるが、鼻の症状が特にひどい時は、耳鼻科。喉も少し違和感があるが、目のかゆみが一番ひどい時は、眼科、と、一番つらい症状の科を選びましょう。

耳鼻科・耳鼻咽喉科が混雑していたら
ですが、花粉がもっとも飛散するピーク時は、耳鼻科・耳鼻咽喉科は患者さんが殺到し、大混雑します。そういう時は、アレルギー対応もしてくれる内科を受診しましょう。内科でも、花粉症の薬を処方してくれるようになっています。

耳鼻科での診察時期
花粉がもっとも飛散するピーク時になってはじめて耳鼻科の病院に行けばよいのでしょうか?いいえ、薬の効果が出てくるのは、2週間ほど後になりますので、こまめに受診することが必要です。

花粉症になったら早めに受診を!

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引用元:http://www.irasutoya.com/2015/03/blog-post_94.html
「花粉症になった」と感じてから病院に行く人がほとんどだと思いますが、実はそれでは遅いのです。症状が身体に出たということは、つまり、既に体内でアレルギー反応が起きているということです。

今、話題になっているのは、花粉症の対策として新しい「初期療法」という治療法です。症状がまだ出ていない時期や、まだ症状が軽いうちに薬を服用し始めるという方法です。この方法により、花粉症の症状のレベルを重症化しないで済みます。

天気予報でも花粉の飛散情報を教えてくれます。その飛散時期よりも早いだんかいで、予防的に薬を服用し始めると、薬の効果がしっかりと発揮されるようになります。

そもそも花粉症の薬が効き始めるのは2週間後などと言われております。アレルギー症状が出てしまっていたら、鼻の粘膜も炎症を起こしている場合がほとんです。 早めの処方で花粉症を乗り切りることが大切ですね!

耳鼻科でもらえる花粉症の薬って?

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引用元:https://pixabay.com/ja/医療-錠-丸薬-薬-お大事に-薬局-病気-癒す-栄養添加物-1572978/
耳鼻科で処方される花粉症の薬の値段は、長期分の場合、市販薬の同等のものより安いです。それでは、その薬にはどのような種類があるでしょうか?

抗ヒスタミン成分の処方薬
アレルギー反応を起こすきっかけとなるヒスタミンの分泌を抑えるのが、抗ヒスタミン剤です。耳鼻科で処方される抗ヒスタミン剤には、次のようなものがあります。 ポララミン、アレロック、ジルテック・ザイザル。以下、それぞれについて説明します。

ポララミン
第1世代の抗ヒスタミン剤です。即効性があり、効き目も大きく、鼻水・くしゃみ・かゆみなどに効きます。ただし、鼻づまりにはあまり効果を発揮しません。副作用としては、眠気や口の渇きなどがあります。

アレロック
第2世代の抗ヒスタミン剤です。鼻水・鼻づまり、アレルギーによる皮膚のかゆみ・湿疹の緩和に効果を発揮します。副作用としては、眠気や倦怠感、口の渇きなどがあります。

ジルテック・ザイザル
アレロックと同様、第2世代の抗ヒスタミン剤です。アレルギー症状全般に効果があり、副作用としては、眠気や口の渇きなどがあります。

注射で花粉症治療が行われる場合も

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引用元:https://www.pakutaso.com/20160830214post-8552.html
耳鼻科の病院の中には、花粉症対策用の注射を打ってくれるところもあります。基本的に花粉症に効く注射には主にステロイド注射、アレルゲン注射、ヒスタミン注射の3種類があります。ここからは、それぞれの注射について説明していきます。

ステロイド注射
花粉症の主な症状である、鼻づまりや、鼻水が止まらなくなるという症状、目のかゆみに劇的に改善してくれます。1回打つと、その効果が数か月続くので、1年にほぼ1回のステロイド注射で花粉の季節を乗り切ることができます!

ただし、副作用も強いです。生理不順、ホルモンバランスの乱れ、免疫力の低下および感染症の誘発、骨粗しょう症、肥満、緑内障、血糖値の上昇など、強い副作用がありますので、最近ではこの注射をおすすめする医者はあまりいないようです。

アレルゲン注射
副作用はほぼありませんが、3年にわたって医師の管理の元、治療を継続的に行いますので、病院への定期的が通院の必要があります。時間に余裕がない人には、なかなか難しい治療法です。

ヒスタミン注射(非特異的減感作療法)
アレルギー全体の症状を抑える注射です。花粉症以外のアレルギーにも効きます。1月から、3~12回ほどの注射を1~2か月の間、打つだけです。副作用はほぼないといわれています。

まとめ

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引用元:https://www.pakutaso.com/20160505137post-7853.html
いかがでしたでしょうか?

花粉症になって、病院を選ぶとき、まず一番症状が重い部分の科を受けるのが良いということが、お分かりいただけましたでしょうか?
また、耳鼻科で処方される花粉症の薬や、注射についてもご紹介いたしました。

あなたのアレルギー症状が、いくらかでも改善されましたら幸いです。
venga
VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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