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花粉症のメカニズムを知る!正しく理解して辛い季節を乗り切ろう!

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季節性アレルギー性鼻炎である花粉症は、代表的なスギの花粉によるものでは、春先から鼻水、鼻づまり、くしゃみ、目のかゆみなどの症状に悩まされます。ここでは、そのメカニズムを説明します。つらい季節を乗り切れますように!

はじめに

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https://nzlife.net/archives/10993
スギやヒノキなどの花粉が原因となるアレルギー性の病気が花粉症です。ここでは、私たちの身体の中でどのようなことおこっているのか、花粉症のメカニズムについてご紹介いたします。

花粉症のメカニズムとは

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引用元:http://www.kyowa-kirin.co.jp/kahun/about/mechanism.html
1.花粉が目や鼻から入ってくる
私たちの身体に花粉が入ってくると、それは異物(アレルゲン)が侵入したとなり、それを受け入れるかどうかまず考えます。

2.リンパ球が花粉を侵入者と認識する
リンパ球が花粉を侵入者と判断し、排除することとします。

3.リンパ球がIgE抗体をつくる
排除すると決定した場合、これと反応する物質「IgE抗体」を作ります。

4.抗体が肥満細胞にくっつく
IgE抗体が作成されると、IgE抗体が肥満細胞にくっつきます。

5.再び花粉が侵入
再び花粉が体内に入ると、鼻や目の粘膜にある肥満細胞の表面にある抗体と結合します。

6.化学物質(ヒスタミンなど)が分泌される
肥満細胞からヒスタミンなどの化学物質が分泌され、花粉をできる限り体外に出そうとします。

その結果、くしゃみで吹き飛ばす・鼻水や涙で洗い流す、鼻を詰まらせて中に入らないように防御するなどの症状が出てきます。

花粉症というアレルギー反応は、一生付き合っていく必要があります。その年の夏が暑いと、翌年の花粉は多いといわれています。飛散前の予防と早めの治療でかなり楽に乗り切れますので、必ず対処するようにしましょう。

花粉症の「目のかゆみ」のメカニズムとは

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引用元:http://www.kyowa-kirin.co.jp/kahun/treatment/eyes01.html
1.花粉が目に入ってくる
目に花粉が入ってくると、それは異物(アレルゲン)が侵入したとなり、それを受け入れるかどうかまず考えます。

2.ヒスタミンなどを放出
目の粘膜内にある肥満細胞に、花粉が付着することでヒスタミンなどが放出されます。

3.症状が発症する
放出されたヒスタミンなどが神経や血管に刺激をあたえることで、症状が発症します。
症状には、刺激を与えられた個所によって、次のように症状が異なります。
血管が刺激され拡張すると→充血します。
知覚神経が刺激されると→目のかゆみ。
知覚神経の異常が涙腺につながる神経を刺激すると→涙が出る。

目のかゆみの対処法

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引用元:https://health-to-you.jp/contactlens/nyuutouketumaku45979/
1.目を冷やす
炎症をおこすとかゆみが生じますので、、冷やしてあげるとかゆみを和らげるのに有効です。目を閉じて、冷えたタオルなどをまぶたの上に乗せて目を冷やしましょう。

2.目を洗う
目をすすぐのも良いですが、水道水には塩素が含まれていますので、目に影響の少ない人工涙液などの目薬を使用して目を洗い流すのがベストです。ただし、目を洗うとスッキリするため市販の洗眼液を多用している人が多いですが、洗いすぎると目を守っている必要な涙の成分までも洗い流してしまうため目のトラブルの原因になります。

3.市販の目薬を使用する
市販の目薬でしばらく様子を見てみるのもよいでしょう。もちろん目薬ならどれでもいいという訳ではありません。花粉症ならば抗アレルギーの目薬を、ものもらいがある場合は抗菌の目薬を、ドライアイの場合はドライアイ用の目薬をというように症状に適した目薬を使用することが大切です。

花粉症の「鼻づまり」のメカニズムとは?

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引用元:http://www.kyowa-kirin.co.jp/kahun/treatment/nose01.html
1.花粉が鼻に入ってくる
目に花粉が入ってくると、それは異物(アレルゲン)が侵入したとなり、それを受け入れるかどうかまず考えます。

2.ヒスタミン、ロイコトリエン、トロンボキサンなどを放出
鼻の細胞内にある肥満細胞に、花粉が付着することでヒスタミンなどが放出されます。

3.症状が発症する
放出されたヒスタミン、ロイコトリエン、トロンポキサンなどが神経や血管に刺激をあたえることで、症状が発症します。
症状には、刺激を与えられた個所によって、次のように症状が異なります。
①知覚神経が刺激されると、くしゃみ中枢に伝わり→くしゃみする。
②知覚神経が刺激され、分泌腺に伝わると→鼻水が出る。
③鼻甲介が刺激され、炎症が起きて腫れると→鼻づまり。

鼻づまりの対処法

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引用元:https://health-to-you.jp/sinuscongestion/hanazutuu89987/
耳鼻科へ行くのが一番ベストですが、自分で対処したい場合は、以下のような対処を行います。

1.ハウスダストを避ける
寝具を日光に干して、掃除機でほこりやダニを吸い取ります。室内を頻繁に掃除して換気を十分に行いましょう。また、ダニが発生しやすいカーペットの使用を避けるのも効果的といわれています。

2.花粉を避ける
花粉情報に注意をして、花粉が飛んでいるときはなるべく外出を控えましょう。家に帰ったら、室外で花粉を払いおとして、部屋の中に花粉を持ちこまないようにしましょう。また、花粉が飛散する前に予防的に薬を使い始める方法もあります。

3.身体の免疫機能を高める
日ごろから体調を整えて免疫機能を高めるようにして、過剰な免疫反応によりアレルギー反応が引き起こされないようにしましょう。バランスの取れた食事、十分な睡眠や、ストレスを避けるなどの規則正しい生活を心がけましょう。

花粉症の「頭痛」のメカニズムとは?

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引用元:https://www.pakutaso.com/20140544136post-4179.html
花粉症になると、ひどい頭痛や倦怠感委悩まされることも多いと思います。どのような原因で頭痛になるのでしょうか?

脳が酸欠状態
片頭痛のようにずきずきと痛んだりして、花粉症が引き起こす頭痛の症状は様々あります。花粉症による頭痛の原因は、主に鼻粘膜の炎症によるものだといわれています。花粉症によって、鼻の粘膜がアレルギー反応により腫れあがり、鼻から取り込む酸素量の減少により引き起こされます。脳に十分な酸素が行き渡らなくなる、つまり酸欠のような状態になることで、頭の重苦しさや慢性的な頭痛につながるのです。

睡眠不足や肩こりが原因による頭痛も
呼吸が苦しく熟睡できず、頭痛を引き起こすことがあります。また、くしゃみや鼻づまりなど筋肉の緊張による首や肩のこりが頭痛の原因になることがあります。

副鼻腔炎が原因の可能性も
鼻の横、目の下あたりにある空洞を「副鼻腔」といい、この副鼻腔が炎症を起こすと鼻やその周辺に痛みを伴うこともあります。特に慢性の副鼻腔炎の場合は、副鼻腔よりその周辺の頭痛や歯の痛みにつながることがあります。

頭痛の対処法

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引用元:http://zutsukaizen.com/20160115237/
鼻の通りをよくして酸素をしっかりと取り込むことで軽減される場合があります。
ひどい頭痛はストレスにもつながります。つまり、我慢は禁物です。また、一時的に頭痛薬で症状を緩和させることもできます。

まとめ

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引用元:https://pixabay.com/ja/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC-%E5%8C%BB%E7%99%82-%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%AE%E3%83%BC%E3%81%AE-%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%83%B3-%E5%81%A5%E5%BA%B7-%E5%8C%BB%E5%AD%A6-%E8%8A%B1%E7%B2%89-1738191/
いかがでしたでしょうか?
花粉症のメカニズムを理解することにより、どのような対処・サポートが必要かよくわかってきますね。

花粉症による身体全体の反応、目のかゆみ、鼻づまり、頭痛、それぞれについてそのメカニズムについて説明しました。反応の個所による原因を知ることで、正しい対処ができるようになります。適切な処理を行うことで、花粉症に負けないように、頑張りましょう!

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