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この時期にも花粉が!?花粉症の症状が出たら確認したい季節別の花粉の種類

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花粉症といえば春というイメージがありますよね。ですが、季節外れの花粉症の症状に悩んでいる人を見た事はありませんか?近年は秋も花粉症になるというのがメジャーになってきていますが、実は花粉って一年中飛んでるんです!花粉症の症状を感じる花粉の種類はなんと年間通して50種類にもなるといいます。今回は、花粉症の症状を感じたら確認したい時期別の花粉の種類を詳しくご紹介します!

風邪かと思っていたのに…この時期に花粉症!?

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引用元:http://singlelife50.com/seki-kusuri/
春が終わり本格的にお出かけシーズン到来!
しかし、なんだか咳や鼻水、くしゃみが出る…もしかして風邪?

そう思って熱を測っても熱がない場合や風邪薬を飲んでも効果がない場合は、それはもしかしたら花粉症の症状かもしれません。

「こんな時期にまさか花粉症なんて…」
と思うかもしれませんが、実は花粉って一年を通して飛散しているんです。

戦後に本州で多くのスギの木が植えられた影響で春先にはスギ花粉が非常に多く飛散します。その飛散量の多さに花粉症の症状に悩まされている人が多い事から、「春は花粉症の季節」と言われているんですね。

花粉が飛散している植物に近づけば誰でも花粉症の症状を感じる可能性があり、決して珍しい事ではありません。

今回は、花粉症の症状を感じた時に確認したい花粉症の原因の植物を時期別にご紹介します。

春の時期に花粉症をもたらす植物

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引用元:https://www.ishamachi.com/?p=36621
花粉症の季節と言えば春ですね。

スギ花粉によって花粉症の症状が起きるという事は非常に有名ではありますが、花粉症の症状を起こすのはスギ花粉だけではありません。

まずは春の花粉症の症状を引き起こす原因になる植物をご紹介します。

スギ

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引用元:http://areitu.com/sugikafun2017_jiki/
花粉症の原因として最もメジャーな樹木、スギ。
主に2月~4月に飛散のピークを迎え、スギの木が植えられている付近では空気や風が黄色に見えたりする程です。

近年はスギ花粉症を起こす年齢が低年齢化しており、幼少期からスギ花粉症の症状を感じる子どもが増えています。

スギは沖縄と北海道にはほとんど存在していないので、特に沖縄の人にスギ花粉症の人はいないとされています。

ヒノキ

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引用元:http://9suri.com/archives/317
春の花粉症の原因であるスギの次に多いのがヒノキです。

香りそのものは癒し効果があり、人から好かれる木ではありますが春の花粉の猛威によって酷い花粉症の症状を感じている人が多いのも事実。

全国的な平均では飛散ピークを迎えるのは3月~5月と言われていますが、関東地方では1月から飛散している所もあるので、早めの対策が必要になりそうです。

またスギ花粉ピークを過ぎる5月や6月に花粉症の症状を感じる人はヒノキ花粉症である可能性を疑いましょう!
症状はスギ花粉症の症状と大きく変化はありません。

シラカバ

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引用元:http://www.tenki.jp/suppl/romisan/2015/03/28/2721.html
スギやヒノキがほとんど植えられていない北海道にも花粉症が存在しているのは、このシラカバが原因です。

花粉飛散予想などでは本州はスギ花粉ですが北海道のみシラカバ花粉と記載されているのは、スギよりもはるかにシラカバの花粉が多いからです。

北海道だけでなく、兵庫県にも多く植えられている事があるので、中部地方や関西地方の人も注意が必要です。

飛散時期は主に3月~6月と言われています。

このシラカバ花粉症を患っている人は果物アレルギーを併発する事があるので、食べてはいけない果物をしっかり調べてから口にするようにしてくださいね。

夏と秋の時期に花粉症をもたらす植物

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引用元:https://www.ligoo.jp/body/133
夏になったら春に花粉症で悩まされた人もお出かけが楽しくなってきますね!
しかしなんだか鼻がむずむず…まさか風邪?と思ってしまいがちですが、もしかしたら花粉症かもしれませんよ!

夏に花粉が飛散する植物はこのようになっています。

カモガヤ

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引用元:http://blog.matsunaga-clinic.or.jp/article/55673042.html
初夏の花粉症の中でも最も原因として多いのがこのカモガヤです。
イネ科の植物で、牧草として栽培されているだけでなく路肩や空き地などどこにでも生えている植物なので非常に厄介植物です。

飛散時期は主に5月~8月と言われており、暑い時期にも飛んでいるのが特徴。
遠くまで飛散する花粉ではなく、大体10mくらいの距離だと言われています。

ですが風の強い日には当然遠くまで飛散するので、近くにカモガヤがなくても花粉症の症状が出る事があります。

ハルガヤ

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引用元:http://blog.matsunaga-clinic.or.jp/article/55673042.html
ハルガヤは初夏の花粉症の中でも比較的原因として多い植物です。
元々は海外から牧草として輸入されてきたものですが、今では道端などどこにでも生える植物となっています。

空き地や道端でこんな植物を見た事はありませんか?
植物の高さは35cm~50cm程度と言われており、飛散時期は4月~7月です。

梅雨に入っても花粉症の症状を感じる場合はハルガヤが原因である可能性があります。

ブタクサ

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引用元:http://kenkolife.net/butakusa-kafunsyo-443
夏から秋にかけて非常によく見る植物、ブタクサ。

秋の花粉症の原因の代表格である植物で、このブタクサの花粉が原因で秋の花粉症を患っている人は年々増加しています。

近寄らなければそこまで花粉の影響は受けないとされていますが、道端にもたくさん生えている植物なので避けて歩くのは非常に困難です。

飛散時期は8月~10月で、関東地方では12月まで飛散している事もあります。

まとめ

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引用元:http://wooris.jp/archives/113863
花粉って一年中飛散しているんですね。
症状が風邪に似ている事から見過ごしてしまいがちですが、花粉症の症状が出ている時に特定の食べ物を食べると食物アレルギーを患っていなくてもアレルギー症状が出る事があります。

なるべく医師に相談しどんな植物にアレルギーがあるのか調べてみましょう。
アレルギーの出る原因を知る事で、一年中花粉が飛んでいても対策する期間を短くすることが可能です。

花粉症の合併症を避けるためにも、季節外れの花粉症の症状が出たら病院に足を運んでくださいね。
venga
VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

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