Healthcare

長く続く花粉症はヒノキ花粉の恐れ!スギ花粉との症状の違いは?

Healthcare
心地よく温かい気候に反するように人を苦しめる存在、花粉。花粉症の患者は年々急増しており、国民病と言っても過言ではありません。そして近年問題視されているのが”長引く花粉症”。いつもなら3月下旬には治まっていた花粉症の症状が5月まで続く…という悩みを持った人が増えているんです。もしかしたらその原因はヒノキの花粉かもしれません!

長引く花粉症に悩んでいませんか?

image12
引用元:http://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_E1394441821106/
冬はどうしても家にこもりがち。仕方ないんです、だって寒いんですもの。寒がりさんにとっては地獄のような寒さが抜け、春の香りや気候を感じると気分もわくわくしてきますね!

春になったらこれがしたい、あれがしたいと早速プランを立てている人も多いのではないでしょうか?しかし、大きな敵の存在を忘れていませんか?春の大きな敵といえば「花粉」。

酷い花粉症の人にとって春の外出はまるで楽しめない地獄のようなもの。花粉症ですら辛いけれど、花粉症がやたらと長引いていて近年長い間花粉症の諸症状で辛い思いをしませんか?

いつもの花粉症ならそろそろ治まってもいいのになぜ?と疑問に思っている人は、ヒノキ花粉による花粉症症状を疑ってみてください。今回は、日本人の花粉症の原因で2番目に多いと言われているヒノキ花粉について詳しくご紹介します!

ヒノキ花粉はスギが落ち着いてからがピーク!

image15
引用元:https://192abc.com/29932
春に飛ぶ花粉は主にスギとヒノキと言われていますが、同じ時期に飛散すると思っていませんか?

実は一般的に花粉の飛散時期と言われているものは、花粉症としても代表的な原因のスギの飛散量や時期を述べている事が多く、ヒノキの花粉がその時期にたくさん飛散しているかと言うとそうではありません。

実はヒノキはスギ花粉の飛散が落ち着いてからピークを迎える事が多く、スギだけでなくヒノキの花粉症になってしまっている場合は花粉症が長引いているかのように感じてしまうんです!

ヒノキ花粉のピークは3月の上旬から5月上旬までである事が多いので、近年花粉症が長引いているように感じる人はヒノキ花粉症を疑い、病院で処方されているお薬を飲んでいる人は独断で服用を中止せず医師に相談するようにしてくださいね。

ヒノキ花粉の飛散量ピークの時期は?

image10
引用元:http://news.goo.ne.jp/article/jisin/life/jisin-27489.html
ヒノキ花粉がスギ花粉のピーク時期より遅いという事を先述しましたが、やはりスギと同じようにヒノキ花粉も地域によってピークの時期が違ってきます。 次に、地方別にヒノキ花粉の飛散ピーク時期をご紹介していきます。

東北地方 4月上旬~4月下旬
関東・甲信越地方 3月中旬~4月下旬
東海地方 4月上旬~4月中旬
関西地方 4月上旬~4月中旬
九州地方 3月中旬~4月上旬
今年は関東地方から北上するにつれてヒノキの花粉飛散量は例年よりも少ないようですが、関西は例年よりやや多い傾向にあるのでいつも以上に対策をする必要がありそうです。

ピークは4月下旬で大体の地域は終息しますが、5月中旬まではヒノキ花粉は飛散しているので酷い花粉症の人は対策を続けるようにしてくださいね!

ヒノキ花粉とスギ花粉では症状が違うの?

image08
引用元:http://lar-japan.com/archives/tag/hay-fever
スギとヒノキは飛散のピーク時期が異なりますが、異なるのはそれだけではありません。
確かにどちらも花粉ではありますが、症状の出方にも若干の違いがある事がわかっています。

基本的にスギ花粉による花粉症の症状はくしゃみや鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、涙目などの症状が出る事がわかっていますが、スギ花粉が原因の場合は主に鼻をメインとした症状が強く出る傾向にあるようです。

そしてヒノキ花粉による花粉症の症状はスギ花粉と同じく、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの諸症状が出ますが。スギ花粉よりも目をメインとした症状が強く出やすいようです。

2月から3月にかけて鼻の辛い症状があったのに4月頃から目がとても痒くなったりゴロゴロした感じに症状が切り替わった場合はスギ花粉症とヒノキ花粉症どちらも発症している可能性があります。

あくまで傾向であり、基本的な諸症状に大きな差はないので気になる場合は病院でアレルギー検査をしてみてはいかがでしょうか?

ヒノキ花粉対策はどうしたらいいの?

image11
引用元:http://health-good.jp/seiyohuki-kenko/
ヒノキ花粉症を含め、花粉症の諸症状が出た時の対策で一番良いのは医師から処方された薬を正しく服用する事ですが、薬を服用しながら更に症状を緩和させる為の対策や、花粉症でない人も花粉症にならない為の対策などをする必要があります。

ヒノキ花粉に対する対策は、スギやブタクサ、白樺などと同様の対策で特に問題はありません。

花粉の大きさが大きく変わるという事はありませんが、最低でもヒノキ花粉のピークが過ぎる4月下旬までは続けるようにしましょう。

すぐにできる対策は以下のようになっています。

・飛散が最も増えるとされている13時~15時に外に出ない
・外出する際は花粉用メガネやゴーグル、マスクを着用する(※PM2.5対応マスクだとより効果的です
・玄関などの屋内入る前に花粉をはらう
・自宅などの屋内に入ったらすぐに手洗いうがい・洗顔をする
・洗濯物は室内干しにする
・花粉に特化した空気清浄機を玄関や窓など外に近い場所に置く
・加湿器で湿度を上げる(40%~50%が理想的
・フローリングは掃除機ではなく濡れた雑巾などで拭き掃除にする(花粉が舞う為)
・飛散のピークの2週間前から医師に処方された抗アレルギー剤を服用する

花粉症の諸症状にはワセリンが効果的!

image09
引用元:http://rocketnews24.com/2016/03/11/722160/
花粉症によるくしゃみなど鼻を主とした症状に悩んでいる人に是非試して欲しいのがワセリン。保湿効果が非常に高く、美容にも多く用いられるワセリンですが花粉症の諸症状にもとっても効果があると近年話題なんです!

使い方は簡単。ワセリンを綿棒にとり、鼻の中にしっかりと塗ってください。呼吸に支障がない程度にたっぷり塗って大丈夫です!そして毎年赤くなって皮が剥けてしまいがちな鼻周辺にも塗りましょう。更に目が痒くなって仕方がないという人は目の周りにも塗ります。

基本的に塗るだけで大丈夫です。こうする事で花粉症の症状が軽快するはずです!

このワセリンを塗る事によって、ワセリンが鼻や目に侵入してくる花粉をキャッチしてくます。

鼻や目にそのまま花粉は入ってくる事は少なく、大抵皮膚に接触しながら侵入してきます。なので入ってくる入口にワセリンを塗っておく事で入ってくる量を減らしてくれるという事ですね!

更に、鼻を何度もかんだ事によって荒れてしまう鼻の下などを保護してくれる働きもあるので皮剥けなどにも効果的です。

このワセリンは赤ちゃんにも使えるお肌に良いものなので、お肌の弱い人でも安心です! 更に小さいものだと300円~400円程度で購入できてしまうので、手に入りやすいのも嬉しいですね。ぜひ試してみてください!

まとめ

image14
引用元:https://more-think.com/post-192/
花粉症に悩んでいる日本人は非常に多く、症状も深刻なものばかりです。

医師に相談したくてもなかなか相談できず、花粉症の症状が長引いているように感じても通院ができない…という人も少なくありません。

スギ花粉だけかと思いきやヒノキ花粉症を患ってる可能性がある場合は、症状が軽快したと感じるまでは時期で花粉症対策を中止しないようにしましょう!

通院する事が難しい人も、ワセリンなど簡単にできる対策をする事で大きく違ってくると思いますので、ぜひ試してみてくださいね。
venga
VENGA編集部
VENGA編集部です。コンプレックスを持つ女性に寄り添う記事をお届けします。

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

の最新情報をお届けします

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。